人形島殺人事件 第12話 ネタバレ感想・推理 金田一少年の事件簿Rリターンズ

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人形島殺人事件

第12話

ネタバレ感想

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※この物語はフィクションであり、実在の人物、団体名等とは一切関係ありません。
※以下からの内容はネタバレを含みます。 推理が完了していない方はご注意下さい。
※読まれる方によっては、気分を害される内容が含まれている可能性もあるので閲覧にはご注意下さい。

あらすじ

犯人しかとらない行動を指摘し、星坂を追い込むはじめ。

星坂はしらばっくれようとするが、はじめの誘導尋問にかかってしまい、自ら墓穴を掘ってしまう星坂。

全員の前で自らの発言によって一人二役で紅小路に扮していたことを晒してしまった星坂はついに罪を認めた。

自分の身の上、朱鷺田を殺害した動機、今回の事件を計画するまでの出来事を話し始める星坂。

そして、星坂に強い思いを抱かせていた衝撃的な事実を語り始める。

内容・ネタバレ

犯人しかとらない行動

星坂は、槍に刺さった朱鷺田の首を見て驚いたフリをして人形をなぎ倒すが、この時に第一声で「先生!」と叫んでいる。

人形島に来たメンバーで朱鷺田と顔見知りなのは生徒であるはじめとみゆき、そして、殺害した犯人のみ。

実際に他のメンバーは「人の首」としか言っておらず、はじめと剣持が覗き窓から見たこものも、「人がいる」としか伝えてはおらず、紅小路がいるとは一言も言ってはいない。

星坂は紅小路の素顔は知らないと自ら言っていたのに、初対面であるはずの朱鷺田を見て「先生!」と叫んでしまった。

はじめの誘導尋問

はじめは星坂に対し、二つの質問を投げ掛けた。

質問①

はじめ
「俺たちが神社に向かう道で紅小路に会った時にどこにいたのか?」

星坂
「いなくなった摩矢子先生を旅館のほうに捜しに行っていた」

質問②
「仮面をとってくれと紅小路に言った時は?」

星坂
「摩矢子先生の死体を見て気持ち悪くなって部屋で寝込んでいた」

はじめは紅小路に会った時と言っただけで、鈴丘摩矢子かいなくなった時とは一言も言っていない。

仮面を取ってくれ言った時のことも、星坂はその場にはおらず、鈴丘の死体が見つかった後のことだとわかるはずがない。

一人二役を演じたことで、二人の記憶が混同してしまった星坂はこの決定的な発言により追い詰められて罪を認めた。

星坂の身の上

星坂花梨は、事故を起こして自暴自棄になり、田中毅の母親を強盗殺人で殺害してしまった弓月清吾の妻・時雨の妹。

星坂の姪にあたる時雨の娘・楓をよくかわいがっていた。

時田朋江殺害計画

加害者家族が心中したことで執筆をやめて身を隠した時田を捜すため、出版社の情報力に目をつけた星坂は編集者として働くことを決めた。

評価の高い作品を書いた作家だったため、血眼になって捜す編集者たちが多くいたが、完全に行方知れず。

それでもいつか現れるかもしれないと、時田のデビュー作「闇」を何度も読み返して文体を目に焼き付けた。

そして、ペルソナドールとして出版した作品の文体を見てすぐに時田だと気がついた。

確信があった星坂は、推理小説班へ異動し、ペルソナドールの担当になった。

表面ではわからないように明るく振る舞いながら、時田の身辺をストーカー並みに徹底的に調査し、ペルソナドールの内情を知った。

姪の楓が大切にしていた人形の行方を探偵を雇って調査し、火吐潟島へとたどり着いた。

島に伝わる祟り話や、姉の夫の被害者が島の旅館の娘であることを知り、時田を殺害する舞台として選んだ。

島に興味を持った時田がペルソナドールの漢田と鈴丘を消そうとしていることにも気がつき、それを逆に利用して時田を殺害する計画を立てた。

動機を煽る復讐心の根幹

夫が殺人犯になってしまった星坂の姉・時雨に世間の風当たりは強く、時田の小説によってさらに追い詰められて心中。

星坂のたった一人の姉は一度死にかけたところを命を与えてくれた。

「時雨お姉ちゃんはあたしの中でまだ生きてるの・・・」

星坂にとって、姉は何よりも大切な存在だったと思われるこの発言。

殺害の真の動機は、大切な姉の命を奪うキッカケを作ってしまった時田への強い復讐心からだと考えられる。

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感想

星坂さんはなんとも表情豊かな犯人キャラクターですね。

なんとなくコマの使い方が今までと違うように感じるのは私だけでしょうか?

やたらと星坂の発言のコマが大きいですし、彼女の色々な表情を細かく描こうとしているように思えますね。

いつも冷静なはじめが「うそだ!」と詰め寄る場面なんかも、今まではあまり見られなかったように思います。

意外にもあっさりボロを出してしまった星坂さん。

やはり犯人しかしない行動は「先生!」でしたね。

まあどう読み返してみてもそれしか見当たらなかったので予想通りではあります。

はじめの誘導尋問にもあっさり引っ掛かってしまいましたが、これは確かにはじめが言うように、二人の記憶を混同させずに冷静に分けて答えるのは難しかったのでしょう。

相当なキレものでない限りはこれはかなり難しいでしょうね。

ただ、ひとつ目の質問に対して、星坂は摩矢子を捜しにと言っていましたが、あの時、星坂自身が紅小路と鈴丘は一緒に神社へ向かったと言っていたような気がしたのですが気のせいでしょうかね。

まだ確認はしていないので私の勘違いかもしれませんが、もしそうだったとしたら、突っ込むべきところはそこだったかなと思います。

そして、罪を認めた星坂さんはこれまでの計画や動機を話しますが、予測もしなかった弓月時雨の妹という設定。

まあ、この関係性はわかりようがないので心中しま親子の親族というところで予想できていれば正解としていいでしょう。

最後に、時田を殺害するにまで至った復讐心の根幹にある姉への思いを語りはじめたところで終了。

今回の事件は次回がラストになるでしょうが、次は星坂の命を救い、今でも自分の中に生きているという姉について語られると思います。

恐らくこれは、臓器移植とかの類の大手術によって一命をとりとめたという過去のエピソードだろうと思われます。

明るく振る舞う星坂の犯人キャラクターや、複雑な手口の殺害計画で読者を楽しませてくれた人形島殺人事件ももうすぐ終わります。

解決してホッとしていますが、少し寂しい気持ちもあったり。

次回作に期待が膨らみます。

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