狐火流し殺人事件 第10話 ネタバレ感想 犯行へ導いた衝撃的な過去とは!?

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※この物語はフィクションであり、実在の人物、団体名等とは一切関係ありません。
※以下からの内容はネタバレを含みます。 推理が完了していない方はご注意下さい。
※読まれる方によっては、気分を害される内容が含まれている可能性もあるので閲覧にはご注意下さい。

内容・あらすじ

一連の事件の犯行を認め、茉莉香、凛、光太郎がやったシャレにならない悪ふざけを語り始める。

その悪ふざけによって亡くなってしまった母親。

あの時、残されたメンバーの中で一体何があったのか?

衝撃的な過去の出来事

苦しかった家計

あの頃、陸の家庭は新しいスニーカーを買うのも難しい状況だったため、靴紐を貸すことをためらった。

父は転職し、休日返上で夜遅くまで働いていた。

母もまたパートを二つ掛け持ちして家計を支えていた。

子供ながらにも気を遣うほど苦しい状況だったが、それでも母はボーイスカウトのキャンプ費用は工面してくれた。

新しく買ったスニーカーはキャンプで履こうと箱に入れたまま楽しみにしていた。

その時は嬉しくて仕方がなかったが、今となれば行けなかったほうが良かったと語る。

残されたメンバーのイタズラ

あの時、川を下った後、茉莉香と光太郎が悪口を言いはじめ、心平が光太郎を殴り、忍ともめた凛は森でスズメバチに遭遇した。

その後、茉莉香は光太郎が作ったペットボトルの罠で捕まえたスズメバチをキャンプに置きっぱなしにしていた陸の水筒の中に入れた。

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凛は茉莉香の腰巾着だし、茉莉香のことが好きな光太郎は言われるがまま。

茉莉香に陸は好かれていなかったため、スズメバチのイタズラをした。

もちろんその場のノリでやったイタズラだろうし、驚かす程度のものだったのだろう。

だが、その水筒を開けたのは陸ではなかった。

シャレにならないイタズラの結果

帰宅した陸を母は優しく迎えてくれた。

陸はキャンプでの楽しかった出来事を嬉しそうに話し、荷物を片付けずに疲れて寝てしまった。

それが、生きている母との会話となった。

しばらくして、慌ただしい物音がして目を覚ますと、床に倒れて言葉を発することができないほどに苦しむ母と、声をかけて慌てて救急隊を呼ぶ父の姿があった。

そして、その日のうちに母は亡くなってしまった。

母のいない生活

母の死因は心臓発作だと知らされたが、そう言う父の姿は明らかによそよそしかった。

それから二人きりの生活が始まったが、父は酔って帰宅すると陸をぶちのめした。

犯行する年頃になると、不良とつるむようになって父はますます酒たりになった。

そして、酒がたたって半年前に肝硬変で亡くなった。

父が最後に語った真実

亡くなる直前、母は心臓発作ではなく、陸が持ち帰った水筒に入っていたスズメバチに刺され亡くなったことを聞かされる。

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昔、母は一度スズメバチに刺されたことは陸も覚えていた。

そして、陸が持ち帰った水筒のスズメバチに刺され、二度目のひどいアナフィラキシーショックで亡くなってしまった。

父は陸に悪気はなかったのはわかっていても、心のどこかで陸を責めていたことを涙を流して謝った。

何も知らない陸は、そんなことは知らない、入れたのは自分じゃないと言ったが、父はそのまま昏睡状態に入り、陸が母を殺したと誤解しまま明け方には息を引き取った。

再会から復讐へ

それから、陸がスズメバチを仕込んだと誤解した父と母に責められる悪夢を何度も見た。

それでも父の生命保険とマンションのおかげでなんとかやりくりし、高校にも普通に通った。

父と母が誤解しまま亡くなったことがやりきれないまま時が過ぎた。

茉莉香と凛から年賀状が届き、二人なら何かを知っているかもしれないと白狐村に訪れ、茉莉香と再会した。

白狐稲荷と茉莉香と話し、狐の嫁入りの話を聞いて神社の中にも入った。

そこで、陸はそれとなくスズメバチのことを聞いた。

すると、茉莉香は光太郎と凛とイタズラでやったこてゃ認めたが、陸が靴紐を貸さなかったことや、6年前のイタズラを蒸し返していることをインケンだと怪訝な顔で言った。

その言葉を聞いた陸は、一線を越えてしまい復讐へと突き動かされていった。

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感想

これは本当に衝撃的な出来事です。

子供に罪はないなんて言葉もありますが、何も考えずに安易にイタズラをしてしまうのもまた子供にありがちなこと。

ですが、これはさすがに陸がかわいそうで仕方がないです。

人を殺めることは許されることではないので殺人なんてもっての他ですが、人が死ぬかもしれないというイタズラはいくら子供でももっと許されないこと。

殺人はを擁護するつもりはありませんが、動機としては陸のほうがまだましです。

イタズラでスズメバチを水筒に入れるとか普通に考えたらシャレにならないことぐらい子供でもわかるでしょうに。

ボーイスカウトで一体何を学んでいたのやら。

自分たちの目の前にスズメバチがいた時は、ビビッて逃げて捕獲とかまでしているのということは、その危険性は理解はしているはず。

それなのにそのスズメバチを水筒に入れるなんてのは例え不幸中の幸いで人が死ななくても、殺人未遂罪です。

子供だからと言えど、これは許されないといった印象。

このエピソードは私の中では金田一史上で最も印象に残る衝撃的なものです。

陸は一線を越えてしまいましたが、茉莉香の受け答え方が違えばまた違った結果になっていたのかもしれません。

ですが、当然茉莉香は何も知らないのでリアクションとしてはああなるのかもしれません。

ただ、何も心配もせずにいきなりインケンというのも、デリカシーがないというか察しが悪いというか・・・。

普通なら、「そういえばそうだった・・・もしかしてあの後何かあった?大丈夫だった?」などの言葉が出てきてもいいような気がします。

やっぱりあの頃の陸印象もあっての「インケン」だったのかもしれませんが、陸の抱えていた心の傷をえぐる言葉だったのでしょう。

このお話を通して、人の接し方、付き合い方もちょっと学べたような気がします。

過去に誰かを傷つけたことを覚えているなら、今更とは言わず、今からでも遅くはないのできちんと謝罪しておきたいですね。

ってなんだかかなりシリアスな雰囲気になってしまいますが、今回ばかりは仕方がありませんね。

次回はいよいよ最終話となります。

やってしまったことは仕方がないこと。

取り返しのつかないことをしてしまった陸の心は救われるのでしょうか・・・。

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