狐火流し殺人事件 第9話 ネタバレ感想 霧谷凛殺害のトリックに迫る! 金田一少年の事件簿

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※この物語はフィクションであり、実在の人物、団体名等とは一切関係ありません。
※以下からの内容はネタバレを含みます。 推理が完了していない方はご注意下さい。
※読まれる方によっては、気分を害される内容が含まれている可能性もあるので閲覧にはご注意下さい。

内容・あらすじ

犯人を追い詰めるはじめは、一見不可能にも思える凛の殺害トリックの真相をつきつける。

さらに、致命的なミスと証拠をつきつけて犯人は罪を認めた。

はじめの推理

霧谷凛殺害トリック

白狐稲荷の前を通った時の状況を思い出し、トリックの真相を暴くはじめ。

暗闇での脱出

あの時、四人で歩いていたと思っていたが、実際に四人いたのかどうか。

犯人である陸は、四人の中で一番後ろを歩いていた。

ただでさえ暗すぎて後ろを振り返るは気持が悪いもの。

少しずつ他の三人との距離を離し、スキをついて列を抜け出した。

しかし、白狐稲荷の前を通った時には、確かに凛は手を振っていた。

それから2,3分したところで陸とはじめは会話をしている。

たとえ列を抜け出したとしても、凛を殺して衣装を元に戻して列へ戻ることはできるはずがない。

しかし、これを可能にするトリックを暴く。

殺害のタイミング

確かにその間に凛を殺して戻ってくることは不可能。

だが、それよりももっと前に殺されていたら?

実際に犯行が行われたのは流し場に出かける直前。

光太郎を殺害し、ゴムボートに乗せたあと、白狐稲荷にいた凛を殺害。

それから急いで乱れた衣装を戻し、障子によりかからせるように座らせ、凛の家に戻った。

手を振る凛の真相

あの時、凛が振っているように見えていた手は、背後の障子に空いた穴から振袖に通して二人羽織のようにして振っていた陸の手。

手にはおしろいを塗って、暗闇でおろうそくの明かりに照らされて凛の手に見えていた。

全員が立ち去ったのを見計らってから凛の手を元に戻し、障子の位置を入れ替えておくことでトリックが露見しないようにしておいた。

あとは素早く列へ合流すればものの数分で戻ることができる。

こうして陸は完ぺきなアリバイを手に入れた。

二つの証拠と決定的なミス

さらに二つの証拠と、決定的なミスをつきつけるはじめ。

一つ目の証拠

一つ目はスマホで撮影した白狐稲荷の写真。

一枚目は凛が座っている時、二枚目は翌日に撮影した同じアングル。

この二つを比べてみると、障子が入れ替わっており、穴の開いたところがちょうど凛の右手の位置にくるようになっている。

決定的なミス

陸の犯したミスは、夜に寝付けずに事件について語っていた時。

はじめは「茉莉香にかぶせられたお面をどこで手に入れたのか、あの神社から持ち出したものなのか?」と言った。

すると陸は・・・

「いや、いくら沢山お面があってもそれじゃすぐばれるだろ」

と、確かにそう言った。

神社の中に入ったのははじめただ一人。

それなのになぜ陸が神社の中にたくさんお面があることを知っていたのか?

それは、この連続殺人のためにあの社に何度も出入りしていたからということでしかない。

さらに、そのお面のことを陸が否定したわけは、調査の目が社の中に向けられて、二人の血痕を警察がDNA鑑定などで調べる恐れがあったから。

二つ目の証拠

二つ目の証拠は最も決定的な動かぬ証拠。

それは、陸のズボンの右ポケットの中にある。

ズボンのポケットを裏返すと、白い粉がたくさん付着していた。

あの夜、凛の家から流し場まで陸はずっと右手をズボンのポケットに入れていた。

それは、おしろいを塗った真っ白な右手を見られないようにするため。

短時間で済ませないといけないトリックで、おしろいを塗ったり落としたりする時間はないため、あらかじめ手におしろいを塗っておき、騒ぎに乗じて手を洗うまでは右手をポケットの中にいれて隠すしかなかった。

仮に社の中の血痕を調べられなくても、ポケットの中に付着しているおしろいと凛の袖口に付着しているおしろいの成分が一致すれば、証拠として十分なものになる。

四つ目の灯篭

罪を認めた陸は、はじめの持ってきた四つ目の灯篭を川へと流した。

その灯篭は、警察の調べで遭難事件の直後に陸の母が急死していることを知り、はじめが何かを察して用意したもの。

「これは償い」

そう言って過去の出来事を陸は話しはじめた。

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感想

ここまででトリックの真相はすべて解明されました。

最後の大掛かりなトリック、凛殺害トリックはみなさん解けたでしょうか?

障子の入れ替わりにはわりと気づいた方は多いと思いますし、それによって二人羽織ということまではなんとなくいきつくとは思います。

ただ、それをどうやってやってのけたのかというところがかなり難しいところです。

陸がずっとポケットに手を入れていることも、何度も見ていれば気づくポイントです。

これに気づけばトリックの大体の形はわかってくるのですが、やはり実行する方法は思いつきませんよね(^^ゞ

ここが本当に難しいのですが、答えはわりと無理矢理感のある強硬手段。

光太郎殺害もそうですが、この事件は見立てを恐れる村人や、たまたま犯行を誰にも見られなかったり、土蔵に電話があったり、流し場へ向かう道が暗い一本道だったりと色々なミラクルが重なって成立してしまったといった感じ。

クローズしていない状況で、ここまでのトリックをやってのけたのは完全に運も味方してると思います。

ですが、この事件のお話しは、トリックやら犯人の推理よりも、隠された衝撃的なエピソードのほうが印象に残る作品です。

この9話で陸を完全に追い詰めますが、最後には雰囲気が一変して、過去の悲しい出来事を離し始めます。

その衝撃的な過去は次記事で。

昔の楽しく遊んだ仲間の中で殺人が起こってしまうのは非常に悲しい出来事ですが、そこにははじめの知らなかった事実が隠されていたのです。

次回、いよいよその真相が語られます。

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