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※この物語はフィクションであり、実在の人物、団体名等とは一切関係ありません。
※以下からの内容はネタバレを含みます。 推理が完了していない方はご注意下さい。
※読まれる方によっては、気分を害される内容が含まれている可能性もあるので閲覧にはご注意下さい。
内容・あらすじ
県警が到着し、高校生の相手はできないと突き返されてしまうはじめ。
その帰り道、はじめ神社を見て何かの違和感を感じた。
刑事は動機不明の犯行を見なしているが、そうとは思えない。
ここに集まったメンバーで、真犯人を突き止めようと提案し、全員がその意見に賛同した。
就寝前、眠れずに事件のことについて話す忍と陸とはじめ。
あの見立てには必ず何かの意味があるとはじめは考えていた。
翌朝、河原に集まったメンバー。
そこで、川のへりに浮かんでいるサッカーボールを見つけたはじめ。
何かを思い出したはじめはグラウンドへと向かい、その先にある田んぼを歩き、そこにある水門を見つけた。
そこで思いついたトリックを使えば、あの時流し場にいたメンバーのアリバイはすべて無意味なものになる。
光太郎殺害のトリックはほぼ溶けたが、残る謎は凛殺害時のアリバイと、狐の嫁入りの見立ての意味。
そして、犯人の動機。
はじめの感じた違和感
はじめは、神社の前を通って、誰もいない祭壇を見て違和感を感じていた。
それは何度か見ている場所で、違和感を感じるものの、その正体までははっきりとはわかっていない。
それぞれの思い
事件の調査に快く同意したメンバーたち。
その夜、ねつけないはじめと忍が話していた。
なぜ凛が殺されなければならなかったのか・・・。
そこまで恨まれるような子ではなかったはず。
二人の会話がうるさくて寝れない陸も会話に入った。
そもそも死体にお面をかぶせるような奴は常軌を逸しているだけ。
意味があるとは思えないという。
だが、はじめは必ずなにかの意味があると感じていた。
心平は会話には入らずに、布団の中でをただ聞いていた。
あかりと美咲は、布団の中で寝付けずにただ沈黙が続いた。
アリバイトリック
河原でサッカーボールを発見したはじめ。
そのまま土手を上ってすぐにグラウンドがある。
その先に田んぼがあり、時期的に水がすべて抜かれていた。
田んぼの間にあるあぜ道を進むと、水門があった。
その水門の役目は、上流から田んぼに引き込んだ水を、河原に流して抜くためのもの。
土手を上がってから水門まで歩いて2分。
流し場から往復しても5分もかからない。
はじめは、犯人がこれを利用して、アリバイを成立させたと考えた。
推理のポイント
今回の調査で、超重要なものがあります。
トリックははじめが見つけたものを見れば大体わかると思うのでその通りです。
あとは残されるのは凛殺害時のアリバイ。
そして動機。
気になるのは犯人が誰なのかということなのですが、最後のページでもわかる通り、はじめの中ではこの段階で犯人が確定しています。
つまり、ここまでのどこかではじめは決定的なものを見つけているのですが、それは何なのか?
どこまで犯人がわかっていなくてどこから犯人の目星をつけているのかを見抜ければ、見るべきポイントはかなり絞られます。
ここで、犯人まで特定できていれば、残る凛殺害時のアリバイのみとなります。
これも、わかる人はかなり早い段階で気づいていると思うので、この第6話で全て解けることになりますね。
とにかく、この事件は起こっていること自体は非常に狭い範囲でちょっとしたことなので、よく見ることで解くことができますね。
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