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※この物語はフィクションであり、実在の人物、団体名等とは一切関係ありません。
※以下からの内容はネタバレを含みます。 推理が完了していない方はご注意下さい。
※読まれる方によっては、気分を害される内容が含まれている可能性もあるので閲覧にはご注意下さい。
内容・あらすじ
メンバー全員を連れて神社へと向かったはじめ。
警察の検証も終わっているため、中に入って調査。
その中で、あの時に感じた違和感の正体に気づき、川原刑事からの情報で電報を送るのに使用された電話もわかった。
これらの情報をもとに、すべてのピースがつながったというはじめ。
はじめはトリックの真相と犯人の正体に気づいたが、県警を呼ぶのは待ってくれと川原刑事に頼んだ。
それともうひとつだけ、調べてほしいことがあると頼み込んだ。
古くからの友人であるため、本人の口から聞きたいからと、県警に報告する前に本人を呼び出したは。
はじめは、四つの灯籠を用意し、火をつけた。
狐の嫁入り
社の中は、障子を通して光が差し込むため、意外と明るい。
そして、壁にかけてある不思議な絵が目に入る。
白い花嫁衣裳をまとった狐が、みこしに乗せられて狐たちに運ばれている。
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掃除されている社
床は意外と綺麗に掃除がされているが、よく見ると隅のほうにはほこりがたまっている。
駐在の話では、大晦日くらいしか掃除はしないため、普段は誰もなにもしていないという。
違和感の正体
狐火流しに行く前、祭壇に座る凛の姿を美咲がスマホで撮影していた。
その写真を改めて見て、はじめは違和感の正体に気づいた。
凛の家の土蔵
川原刑事に連れられてきた土蔵。
そこは、二か月前に茉莉香が遺体で発見された場所。
そして、光太郎が乗せられていたゴムボートもそこにしまってあったのだという。
さらに、そこには黒電話が置いてあり、それは先代がそこを事務所として使おうとした名残とのこと。
その電話の番号は、母屋と同じもので今でもちゃんと使えるものだという。
つまり、メンバーを集めるために送られた電報は、すべてこの普段は使われていない黒電話から注文された可能性が高い。
推理のポイント
これで、事件の問題編はすべて終了です。
最後になるこのお話は、最終的な確認の要素がほとんどで、ここで辻褄があっていればあなたの推理は正解ということになります。
社の中の様子については、少々難しいですが、犯人の特定とトリックには直接は関係ありません。
ただ、動機や過去の出来事まですべて解きたい場合は、ここも非常に重要なポイントとなってきます。
推理というよりも、想像力をしっかりと巡らせて考えてみてください。
また、最後にはじめが準備していた灯籠の数とセリフにも注目です。
これが何を意味しているのか?
動機までもすべて見抜いているからこその行動なので、全てがわかればこの意味もつながります。
とはいっても、動機についてはかなりの難易度なので、自己のこだわりで判断してくださいね。
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