謎は全て解けた!「吸血桜殺人事件」第7話金田一少年の事件簿Rリターンズ 

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吸血桜

はたして犯人は、かつて「血吸い桜」に魅入られ
凶行を繰り返した悪魔の医師「鬼方桜柳」なのか!?

それとも・・・。

そしてまた新たな犠牲者が・・・。

 


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前回までのあらすじ

ミス研の研究課題のため、猟奇殺人の舞台となった夜桜郷を訪れた金田一と美雪と佐木。
「血吸い桜」と呼ばれる血のような紅味を帯びた桜が咲く「夜桜亭」に宿泊した三人は奇妙な客人たちと出会う。
その翌朝、花見客の一人、斧田鏡一郎が密室の中で胸に桜の枝を突き立てられた状態で発見された。
犯人はかつてこの地で起きた惨劇の犯人「鬼方桜柳」なのか・・・それとも・・・。
金田一少年の事件簿Rリターンズ「吸血桜殺人事件」第6話
第三の犠牲者は冬部!第6話に隠されたヒントとは?金田一少年の事件簿Rリターンズ「吸血桜殺人事件」
※以下からの内容はネタバレを含みます。

内容・ネタバレ

ブザーを鳴らしたのは誰だ!?

冬部は、斧田と時と同じように、窓も扉も鍵がかかった空き部屋の中で発見された。

「ふーダメだ、この部屋はネズミ一匹入る隙間もない密室だ」

警察の調べでは死因は失血死。
腹を刺されてから気を失い、そのまま出血多量で死亡したと思われる。

つまり即死ではなかった。

すぐに意識を失うが志望までは10分程度はかかる。
鑑識によれば、刺されたから意識がなくなるまでの時間は誤差があっても3~5分とのこと。

いくら残虐な犯人でも、まだ意識がある人間の傷口に桜の枝をあんな風にねじ込むなんてできるのか?
そう考えると、犯人は冬部が志望するまでこの部屋に留まっていたことになる。

ただそう考えると防犯ブザーが鳴っていたことが気になる。

駆けつけた時には、冬部が持っていた防犯ブザーの警報音が、相当な大音量で鳴り響いていた。

金田一は、あんなにブザーが派手に鳴り響く部屋の中で、たとえ数分でも犯人がとどまっていられるものなのか、不思議に思っていた。

剣持の話でも、ブザーを鳴らされると単なる痴漢や物取りでも八割が逃げていくという警察のデータもあるとのこと。
ましてや殺人現場で近くには警察がいるとなると、簡単には入ってこれないという確信がなければその場に留まることなどできない。

金田一
「当然の心理だよ」
「そうなると考えられるのはひとつ」

「あの防犯ブザーを鳴らしたのは、ほかならぬ犯人だったってことさ」

なんのためにそんなことをしたのか?
とにかくわからないことだらけのこの事件。

とても一筋縄ではいかない。

「だが俺は必ずこの謎を解いてみせる!」

 

「ジッチャンの名にかけて!!」

吸血桜ジッチャンの名にかけて

冬部の行動と部屋の状況

次にひっかかることは、事件の現場が冬部の部屋ではなく、この端っこの空き部屋だったこと。

警察の調べでは、冬部は自分でこっそり部屋から抜け出し、窓にはその痕跡が残っていたという。
恐らく誰にも言わずに自分の部屋以外のところ隠れ潜んで、犯人の目から逃れようとしたのではないかという剣持。

警察が到着してからも一人の犠牲者を出していることから、警察を信用していなかったのかもしれない。
捜査責任者の剣持くらいには事情を説明して部屋を移ればいいだけのことなのだが。

大体に、空き部屋の鍵はどうやって手に入れたのか?

事件の現場となった空き部屋の鍵の管理状態がどのようになっているか藍染に確認する。

宿泊に使用していない部屋の鍵はフロントの脇の保管してあり、その気になれば誰でも持ち去ることは可能。
夜桜亭は、満室になることがほとんどないほど広い造りのため、ろくに手入れもしていない西等の部屋の鍵はあまりチェックしてはいないとのこと。

フロントが無人になることもあるため、いつ持ち出されたのかはわからなかった。

次は冬部の部屋のに入った金田一と剣持。

警察が調べた結果、窓の指紋を調べたが、内側も外側も冬部のものしか見つからなかった。
つまり、自分で部屋を出たということが確実になる。

実際に窓を開けて外へ出て、冬部がたどったと思われるルートを追う。

殺される前に、見張りの警察の目を盗んで、自室の部屋の窓から外へ出た。
そのまま裏庭を進み、西棟の入口から入り、あらかじめ手に入れていた鍵を使って部屋の中に入る。

と、ここで金田一は何かが気になっていた。

「かなり用心してここまで来たはずの冬部が、どうして犯人に居場所を掴まれてしまったのだろう」

外から犯人に見つかったのか?
仮にそうだとしてもそれから?

この部屋に窓の外から無理やり入った形跡はない。
しかも冬部は警察すら信用しないほど用心深い。
それなのに外から来た誰かを部屋に招き入れるのか?

何かがおかしい。

悩む金田一にあるものが目に入った。

 

!?

 

血しぶきがとんでいるように見えたそれは、「血吸い桜」の花びらだった。

この花びらは、警察が現場検証した時にはすでにあり、恐らく犯人がベンドの上に一度桜の枝を置いたと思われる。

 

「・・・・・」

吸血桜布団の花びら

この空き部屋のドアノブの指紋も、内側も外側も誰の指紋も残ってはいなかった。
床に転がっていた防犯ブザーの指紋はまだ調べていないため、鑑識に伝える。

「一刻も早く調べてくれ!」
「もしブザーを鳴らしたのが犯人だとするなら・・・」

金田一は、剣持に二つの調査を頼んだ。

部屋の絨毯に残された血痕を残らず調べ上げる。
それから、もう一度全員の身辺調査を徹底的にやり直す。

違和感の正体!

剣持の調査結果を待つ間、金田一は佐木のビデオをチェックすることにした。

まずはじめに、斧田の死体発見の場面。

次に、違和感を感じた夕食時の会話。

ビデオを見終わった金田一は、美雪に、殺された三人がいじめによって事故死させた中学生の名前を聞いた。

 

「青桐岳人」
「色の『青』に植物の『桐』、山岳の「岳」に『人』って書いて青桐岳人」

 

!?
「そうか・・・」

 

事件の真の姿が見えてきたという金田一。

そして、その時にちょうど剣持が調査結果を報告しに来た。

 

剣持
「・・・・というわけなんだ!」

金田一
「やっぱりそうか・・・!!」

 

「オッサンこれで最後だ、もう二箇所指紋を調べて欲しいところがある!」

 

美雪
「最後ってはじめちゃん、それじゃ・・・」

 

金田一
「ああ」

吸血桜謎はすべて解けた

「謎は全て解けた」

全てのピースが出揃った!
紅い樹々が覆い隠す連続殺人の真相とは!?


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感想

冬部以外に真犯人がいるのか?

意識を失うまでに3~5分、そこから脂肪まで10分程度。
ブザーを鳴らした状態で犯人がその部屋に留まるものなのか?
だとすると、冬部は自殺?
しかし、腹部に刺さった桜の枝はいつ誰が刺したのか?

これはむずかしいですね~・・・。

「あのブザーを鳴らしたのはほかならぬ犯人」
と金田一が言っているということは、やはり真犯人が別にいるという線が強いのでしょうかね。

そして、冬部はなぜ空き部屋に移動したのか。
これはかなり謎ですね。
自室でもよかったはずですし、斧田の時のように、呼びに来るまでそのままにしておけば、ブザーなど鳴らす必要はないですし。

部屋の鍵は簡単に持ち出せるということなので、それはそれで解決のようなので、鍵は誰でも使えることは確定しました。
つまり、部屋を移動するところまでは全て冬部の単独の行動ですね。

現場にはヒントがいっぱい!?

冬部を発見したのは、金田一と剣持のはずなのですが、空き部屋のドアノブに誰の指紋も残っていなかった。
これは一体どういうことなのでしょうか。
これを聞いた金田一も「・・・・」となっています。

さらに、「ブザーの指紋は?」と聞くと、「スマン、まだ調べていない」ってなんでドアノブは調べてブザーは調べてないのさ!(^_^;)
後から頼まれて調べるとか・・・。

次に絨毯についた血痕をすべて調べるように剣持に頼んでいますが、これは予想外のところでした。
ここに何かのヒントがあるのは間違いなさそうです。

ベッドの花びらは、布団をめくったその下にも結構な量があるので、桜の枝を布団の中に隠していた可能性があります。
だとすると、やはり部屋の中に冬部ともう一人、誰かがいたことになります。

桜の枝を隠していたのは普通に考えて冬部です。

ではなぜ隠していたのか?
もう一人の人物は冬部にどういった用事で会いに来たのか?
冬部を殺害したのがもう一人の人物なのか?

とりあえず、もう一人の人物が関わっていることはほぼ確定し、金田一が身辺調査を再度依頼したということは、恐らくその人物を絞りたいのでしょう。

違和感解消で全て解ける?フライング・ナゾスベか!?

今回の一番の予想外の展開は・・・

「謎はすべて解けた!」

が出てしまったこと。

問題編がこの段階で終わってしまうとは思わず、何も解けていないので焦っています(^_^;)

金田一は佐木の撮影したビデオをチェックし、最終的には美雪から「青桐岳人」という名前を聞いて、確信を得ています。
ということは、やはり、出席番号の話題から、その名前が関連するような何かがあの会話に隠されているということで間違いはなさそうです。

ここで、ものすごく嫌な予感がしていることは・・・。

 

青桐家の生き残り説!

 

第6話時点で「青桐家と接点がある者は冬部だけ」と剣持が断言していることから、ほとんどの読者の頭からは生き残り説はほぼ消えたはず。
それがまた悩ませる原因でもあったのですが、この第7話で、生き残り説の復活を予感させる要素が三つあった。

・金田一がビデオを見て美雪に「青桐岳人」の名前を聞いたことで「そうか・・・」となった。
・金田一が剣持に関係者の身辺調査を、再度徹底的にやるよう依頼した。
・いくつか依頼した調査の結果を報告しに来た剣持が「意外なことがわかったぞ」と言っている。

特に三つ目は、その内容を読者に明かしていないが、それを聞いた金田一は「やっぱりそうか!!」と言っていることから、恐らく身辺調査のことだと思われる。
しかも、金田一のリアクションを見る限り、あまり驚いていないことから、大体予想のつく範囲内のことなのだろう。

青桐家生き残り説の方向にはあまり行ってほしくはなかったが、これはかなり濃厚になったと思われる。

「実は○○が青桐家の●●●●だったんだ」
「やっぱりそうか!!」

なんてのはさすがにアンフェアなんじゃないですかねえ・・・。

そして最後に依頼している二箇所の指紋は、恐らく証拠と思われますが、その結果を待たずして「謎はすべて解けた」というのはどうなのだろう・・・・。
ほんとに解けてるの?

狐火流しの時も、すべて解けたといいながら、金田一の推理は曖昧なものが多くて、ほとんどの内容を自白させていましたが、今回はどうなのでしょうか。

今回の事件での「謎はすべて解けた」は、若干、フライング気味のように感じましたね。

『フライング・ナゾスベ!』

 

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