金田一少年の事件簿Rリターンズ「吸血桜殺人事件」第8話

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金田一少年の事件簿Rリターンズ
「吸血桜殺人事件」
第8話
密室トリックがついに明かされる!?
密室を作ったのは一体・・・!?


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前回までのあらすじ

吸血桜殺人事件 第7話

謎は全て解けた!「吸血桜殺人事件」第7話金田一少年の事件簿Rリターンズ 
かつて猟奇殺人の舞台となった「夜桜亭」で起こった三つの連続殺人事件。
そのうちのふたつは完璧な密室で実行されていた。
はたして真犯人「血吸い桜」が仕組んだトリックとは!?
そしてその正体は!?

※以下からの内容はネタバレを含みます。

内容・ネタバレ

夜桜亭の関係者全員を広間に集めて、金田一の謎解きが始まった。

被害者三人とは一見なんのかかわりもないように思われていた人たち。

「でも実はこの中に一人だけ殺された三人と深い関係を持つ人物が隠れていた」

吸血桜殺人事件

それがこの事件の真犯人「血吸い桜」だという。

誰にも不可能だと思われた密室トリック。
まずはそのトリックから解明。

密室トリック

最初の事件の夜、警察が到着し、マスターキーの入った金庫の鍵は、念のため警察が預かっていた。
つまり、最後に起きた冬部の密室に関しては藍染と北屋敷は容疑者から外れる。

密室とは、犯人が出て行った後、細工をして密室を作るか、実は出て行っていなかったの二つしかない。

そしてこの二つのパターンがそれぞれあてはまるという金田一。

斧田殺害時の密室はたった1分で作られた!?

吸血桜殺人事件

血吸い桜の枝が突き立てられていた理由は三つ。

・過去の猟奇事件を連想させ、本当の動機や犯人の正体から目をそらす
・鍵に注目を集め、密室だと認識させる。
・異様な光景に目を奪われる。

そして、そのトリックは

「窓の鍵を確認するフリをして、冬部蒼介が開いていた窓の鍵を閉めたんだ」

吸血桜殺人事件

真犯人は冬部!?そして自殺!?

冬部の死体の傷口の状態からすると、枝で刺されたわけではなく、刃物で刺された後に枝を突き刺したことになる。
しかし、現場には凶器がなかったことから、彼は自殺ではなく他殺だと断定。

つまり、この事件は「殺す者」と「アリバイ工作をする者」がそれぞれ別々に行動する「二重構造」

第一の事件の犯行とトリック

犯人は衝動的に斧田を殺害。
証拠隠滅もせずにその場を逃亡しているところを冬部が目撃。
その後、冬部がある理由から犯人の正体を隠蔽しようと考えた。

そしてその計画は、この地に残る猟奇殺人の伝説を利用して真実から目をそらそうというもの。

ドアノブの指紋を拭き取り、内側から鍵をかける。
窓の外に出て、へし折った桜の枝を持って入り斧田に突き刺す。

そして窓から脱出した。

そして翌朝、自分から斧田を起こそうと言い出し、現場に到着した時に真っ先に窓の鍵を確認しようと提案。
自分はすぐに鍵が開いているほうの窓へ向かい、鍵がかかっていたフリをした。

これで犯行と密室が完成する。

第三の殺人の舞台は冬部が用意した!?

冬部は警察の目をくらまして窓から抜け出し、自分を殺しにくる犯人の舞台装置を用意して空き部屋で待っていた。

犯人が冬部の元を訪れた時、犯人であることをしりながらも知らない素振りをし、迎え入れわざとスキを見せた。
その後の隠蔽工作のために、急所は刺されないように心臓はかばいながら、凶器の刃を受けた。

吸血桜殺人事件

そしてすぐに防犯ブザーをならし、それに驚いた犯人は逃亡。

冬部は残された力を振り絞って、シャツの裾を掴んで血がつかないようにドアノブの指紋を拭き取って鍵を閉めた。
剣持の調査では、金田一の言ったとおり、血痕が点々とドアのほうへ向かって絨毯についていて、それが冬部が鍵を閉めに行ったと思われる痕跡。

最後に彼は、ベッドに隠していた、部屋の鍵を絡みつかせている桜の枝を、取り出し・・・。

 

自分の腹に突き立てた!

吸血桜殺人事件

 

絨毯にはドアへと向かう血痕、指紋のないドアノブ、そしてブザーには冬部の指紋がついていた。

冬部の脂肪はブザーが鳴ってから5分後。

まだ息がある冬部に桜の枝を突き立てるのは難しい。
かといってブザーが鳴り響く中で絶命するまで犯人がその場で待っていたとは考えにくい。

金田一はそれらのことから導き出し、この結論に至った。

「そしてそうまでしてかばおうとした真犯人・・・」

「『血吸い桜』はこの中にいる・・・!!」

吸血桜殺人事件


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感想

「いや~惜しかった~・・・・実に惜しかった~」

前回の推理で、最後の二択まで絞っていましたが、逆でしたね(^_^;)

前回の推理記事
吸血桜殺人事件 第7話 会話と状況から犯人を特定!

時間がなくて書けなかったのですが、実は斧田殺害で犯人が犯行後に逃亡して冬部が偽装するというのは自分が考えていた推理が完璧に当たっていました。
しかし、後からなんとでも言えるので、記事にできなかったことが悔しいばかり。

金田一の推理は正しいのか!?

第三の密室トリックについて単純に思うのが、この金田一の理論が答えだとするならば、犯人が全てをおこない、トイレに隠れていたという物語でもありえたのではないかと思う。

もちろん、金田一は、どちらも「偽装しようとしたのは冬部」という共通の行動があることでそう結論づけることとなったのはわかります。
ただ、今回の事件で最も読者を悩ませたのは、紛れもなく金田一や剣持の発言そのもの。

金田一は「ブザーは犯人が鳴らした」「もしブザーを鳴らしたのが犯人だとすると」などの発言があり、問題編ではその一番重要なブザーの指紋が明かされない。

さらに、まだ息が残っている冬部の死体に桜の枝を刺すことは難しいとも煽っている。
それなのに冬部は枝を自分で刺す?

それは誰でも考えたはずですがそれはさすがに・・・と除外してきたことだと思います。
ましてや、息がある以上は犯人からも刺せない?
そうなると死亡後に刺すしかないため、枝を刺したのは犯人だということになってしまう。

納得がいかないのは、冬部が殺されることを覚悟して、刃物で刺されることを受けたのに、最後のとどめとしての桜の枝の一撃は受けないっていう考え方。
それは矛盾しているとは思わないのか?

その矛盾を押し通すのならば、今まで金田一の発言に敏感に反応し、慎重に推理をすすめてきたことがバカバカしい。

逆に言えば、第一の事件で真犯人が殺害し、冬部が偽装したことまでは解けていたので、「死亡後まで刺せない」というニュアンスの発言さえなければ、ブザーの指紋は明かされなくても解けていたかもしれない。

剣持の「青桐家と接点があるのは冬部のみ」という発言も、後から覆ってきそうだし、絨毯の血痕についても、「ドアに向かっていいた」とされ、読者の間でもそこに目をつけていた方もいたようだが、何度読み返しても、血痕がドアのほうへ続いているような描写は見当たらない。

そこもわかるような描写があれば大きなヒントになっていた。

今回は「理詰めで推理」がメインだったためか、部屋の見取り図や構造、現場の状況、それぞれの素性や行動などの情報が全て広く浅くしか与えられなかったが、そこまでは絶妙な叙述トリックだとしても、他はあからさまな読者に対するミスリードで、ちょっとやりすぎたんじゃないかと個人的には思う。

と、このようなことをあまり書いても解けなかったことへの負け惜しみ・・・。

完敗です・・・。

第9話の展開予想

密室トリックはどちらも完全に暴かれたので、次は犯人を追い詰める場面でしょう。

追い詰める要素としては、恐らく以下の二つ

・絵東のチェックアウト後のことは知らない発言
・出席番号は21番でした発言

の二つかなと予想します。



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