黒霊ホテル殺人事件 第2話 ネタバレ感想・推理 電気を使ったトリックか!? 金田一少年の事件簿R

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金田一少年の事件簿R

黒稜ホテル殺人事件
第2話

シャンデリア落下のトリックは電気を使った!?
不可能に近い殺人トリックにはじめの推理が始まる!

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※この物語はフィクションであり、実在の人物、団体名等とは一切関係ありません。
※以下からの内容はネタバレを含みます。 推理が完了していない方はご注意下さい。
※読まれる方によっては、気分を害される内容が含まれている可能性もあるので閲覧にはご注意下さい。

前回までのあらすじ

国民的人気アイドル速水玲香の誘いで、映画の撮影のアルバイトをするため、箱根の黒稜ホテル旧館を訪れたはじめと美雪。
黒い幽霊の噂が流れる中撮影は始まり、悲劇は起きた・・・。

黒霊ホテル殺人事件 第1話 ネタバレ感想・推理 待望の新シリーズ1話で早くも殺人が!? 金田一少年の事件簿R

内容・あらすじ

深松が照明落下によって死亡。

神奈川県警が到着し、現場検証と関係者への聴取を行った。

落下したのは不可抗力で、撮影は続行するという撮影スタッフ。

剣持の口聞きによってはじめの推理が始まり、事件当時の状況が少しずつ明らかになっていくのだが・・・。

事件の情報

シャンデリア落下による死亡

神奈川県警の調べで、床からシャンデリアまでの高さは約6メートル。
重量は推定200キロ近いので、落下して頭に直撃すれば即死。

老朽化による落下か!?

古いホテルのために、老朽化による落下がまず最初に疑われたが、他の撮影も入ることがよくあるため、メンテは普段からしてあるとのこと。

殺人の可能性

照明を天井に固定していたボルトのねじ山に、新しめの傷がついていた。
整備によって締め付けた時についた傷ではなく、緩めた時についた傷だとすれば、事故ではない可能性が浮上する。

照明の取付状況

天井に固定しているボルトは全部で6本。
その全てが外れ、取付金具ごと落下している。

給電ケーブル

一度鋭利な刃物で切断してから再度接続してあったような痕跡がある。

屋根裏部屋

絵上の案内で、屋根裏の物置を調べた。

ちょうど照明が取り付けられている位置の真上には床に段ボール箱が沢山積んであった。
それらを全て移動して床をしらべたが、特に変わったことはなかった。

天井

古い建物のため、詳しい設計図は残っておらず、天井と屋根裏の床の間は20cm程度しかないため、中に人が入ることは不可能。

控室

玲香の部屋は真北がセラミックヒーターをつけっぱなしにしていたために、あたたかいままだった。

その後、他の部屋も調べてみると全て暖かくなっていた。

玲香の話では、昨日はそんなことはなかったとのことから、誰かが全ての部屋のヒーターを入れていたことが予測される。

はじめの推理

全ての部屋があたたかかったことから、はじめはひとつの仮説を立てる。

各部屋のセラミックヒーターをはじめ、それ意外にも電力の大きな家電をつけっぱなしにした状態にして、ピアノのそばにあった電気スタンドのスイッチをONにすることでブレーカーが落ちるように仕込んでおいたと予測。

そして、暗闇になった部屋で何かをしてシャンデリアを落下させて彼女を殺害した。

つまり、これは事故ではなく、深松を狙った殺人事件だと断定。

感想

今回は照明が取り付けられているところの詳細がわかりましたが、さらに難しくなってしまいました。

はじめが導き出したのは、これは「事故ではなく殺人」ということ。

ただ、はじめの推理が正しいかどうかはちょっと疑問があります。
まず最初のこの予想が違ったものだとしたら、この時点で「殺人だ!」と叫んでいるはじめはとんだ早とちりだということになるのですが・・・。

私なりに見ていて色々と物申したいところがあるのですが、それはまた以下の推理で。

今回は神奈川県警ということで、藤沢刑事が新たに登場しました。

警察のお方の新顔は久々なような気がします。

玲香ちゃんが警視庁へ連絡してくれたことではじめが捜査に協力することになりますが、玲香ちゃんの行動の速さたるもの。

そうなることを予測しての行動は完全に事件慣れしてますね。

明智さんもちらっと顔出してますが、英字新聞読みながらなぜかきらめいてましたね。

まるで前回の活躍を誇らしげに自慢しているかのようでした。

それではここからは私の推理をちょこっと進めていきます。

高速少年の推理

ふたつのトリック

はじめの推理では、各部屋のセラミックヒーターや電力の大きな家電を稼働させて、ピアノのそばの電気をつけるとブレーカーが落ちるように仕込み、真っ暗の中で何かをして照明を落下させたというもの。

ここでわかることは、照明が真っ暗になったのはブレーカーが落ちたことが原因であり、それは人の手ではなくブレーカーの機能そのものが自動的に作動して起こったということがわかります。

とおいうことは、ここで解かなければいけないトリックの謎は、ブレーカーの遮断と照明の落下のを自動的に発動させるトリックの二つということになります。

ブレーカー遮断トリック

これは、トリックでもなんでもないように思えますが、犯行を行うためにタイミングを合わせて遮断されるようにしておく必要があります。

はじめは人為的に仕込んでおいたと考えて殺人を断定しています。

殺人の断定要素としてはとりあえずは置いておいて。
気になることははじめの推理するトリックが可能なのかどうか。

先ほども書いたように、はじめの推理では家電を稼働させておいて、電気スタンドをつけるとブレーカーが遮断されるというもの。

これははっきり言って不可能。

一般的にブレーカーとは配線用遮断器と呼ばれ、ある程度の範囲の電気回路において一つ以上は設置してあり、電気火災などを防止するために必ず設置してあるもの。

これは、法令上で許容できる大きさや数、作動時間などが決められているため、最低限それ以上の安全性が確保できるようにできています。

通常、部屋ごとに電気回路が分かれていて、それぞれにブレーカーを設置してありますが、これは安全上の意味と、遮断される原因を特定する意味も含まれています。

大きな回路をひとくくりにするよりも、小さな回路ごとに分けていれば、どこかひとつだけが落ちているので原因はその中にあるということまでは特定できますからね。

まず建物全体の電気回路を遮断するための大きな遮断器があり、その先へと枝分かれしていくところにそれぞれ設置されているのが普通で、部屋ごとに分かれているのが一般的。

遮断器の大きさはその回路の規模によって変わってくるので、部屋ごとに小さめの遮断器が設置され、その上の大きなくくりの回路にさらに大きい遮断器が設置されます。

しかし、はじめの推理では各部屋のヒーターや大きな家電を稼働させて消費電力を大きくしておき、ブレーカーが作動する寸前にしておくというもの。

この理屈だと、部屋ごとに遮断器が設置されていないか、もしくは部屋ごとの回路に遮断器はあるが、さらに上(例えば1階)などといったくくりの回路に設置されている遮断器を作動させるということの二つのどちらかということになる。

普通に考えればホテルの部屋ごとに遮断器が設置されていないということはまずありえない。

ホテルの客室であれば、部屋に引き込まれている電源があり、さらにそこから小さな遮断器がいくつか設置されていてもおかしくはない。

だとすると、各部屋のヒーターをつけて落とそうと狙ったブレーカーは、部屋ごとのものではなく、1階もしくは建物全体の回路を遮断するブレーカーということになる。

ブレーカーは各回路の規模によって容量が違い、作動するための負荷の大きさや時間なども違ってくる。

本体にはそれらの細かな設定などもあるため、どのくらいで作動するのかというさじ加減を知ることは非常に困難。

スタンドライトの点灯によってブレーカーが遮断したと言っているが、あの程度のライトなら消費電力は20W程度のため、電流値はせいぜい0.2Aといったところ。

ブレーカー(配線用遮断器)は、ご存知の方もおられるでしょうが、大きな負荷(電流)がかかった時に作動して電気の供給を遮断してしまうもの。

今回作動させたと思われるのは、部屋のものよりも上に設置されたそこそこ大きな遮断器だが、それを0.2Aで作動するギリギリ手前に仕込んでおくことなどそう簡単にはできない。

一般家庭で想像してもらえればわかるが、ブレーカーが落ちる時はたいてい大きな電力を使用した瞬間で、エアコンや電子レンジを使用した時。

電気を点けたら落ちるなんてことはまずない。

もっと言えば、仮に大きな電流でブレーカーを作動させるとして、例えブレーカーの設定している値や時間を変えていても、配線用遮断器の動作は意外と正確ではなく、絶対に理屈通りに動作してくれるわけではない。

過負荷でブレーカーが落ちても、回路の最小限のところで落ちる時もあれば、上の大きなものが落ちて全て遮断されてしまう時もあり、場合によって違ってくるために特定のブレーカーを狙って落とすということはかなり難しい。

ましてや大きな遮断器を小さな電流で作動させるなんてことはまず不可能だろう。

セラミックヒーターはもちろん、家電製品のほとんどは電流値が一定ではなく、常に変化している。
特に温度制御を行うために稼働している家電は、電流値も高いため、その変化のふり幅も大きい。

つまり、スタンドライトを点灯して落ちるギリギリのところを維持しようとしても、何かの拍子にヒーターや家電の電流値が上がるとブレーカーは落ちてしまうし、逆にスタンドライトを点灯する時に電流値のピークでなければブレーカーは作動しない。

そもそも、そのような消費電力を維持しようとしても、元のブレーカーではなく、部屋ごとに設置されたブレーカーが落ちてしまうことも考えられる。

先に部屋の遮断器が作動して一室でも電気の供給が断たれてしまえば、その分の負荷はなくなるので大きいほうの遮断器が作動することはない。

つまり、どの遮断器をどのタイミングで作動させるかなどは到底できないと言える。

作動するきっかけを電子レンジなでを使うのなら話は別だが、スタンドライト程度ではまず無理だろう。

本当にブレーカーは作動したのか?

配線用遮断器は一度落ちると人の手で再度投入しないと自動復帰はしません。

それなのに、事件当時はほんの数分程度で復帰しているように見えます。

誰かがブレーカーを投入して復電したということにしたいのかもしれませんが、照明が消えてしまえば普通は一瞬何が起こったのかはわからなくなります。

仮にすぐに停電だと気づいても、配電盤の場所がわからなかったり遠かったりとそんなすぐには対応できるものではありません。
例え配電盤まですぐに向かっても、普段から慣れている作業でない限りは、沢山並んでいるブレーカーの中から、作動してOFFになっているブレーカーを探すのにも意外と時間がかかります。

停電⇒配電盤へ向かう⇒作動している遮断器を探す⇒ブレーカーを投入する

という一連の流れをスムーズにこなしてもそこそこの時間はかかるはずなのに、なぜかすぐに復電して照明が点きます。

これはどういうことなのか私にはよくわかりません・・・。

照明が消えたというだけなら納得はできますが、ブレーカーが作動したと言っているために、「それは無理だろ・・・」と正直思ってしまいますね(^^;

どうせなら、誰がどのタイミングで配電盤へ向かって、どのくらいの時間で復帰したかというところまでの情報は欲しいものです。

そのことを確認もしていないのに

部屋が暖かい⇒セラミックヒーターがつけっぱなし⇒ブレーカーを落とした

とはじめが言っているなら、ちょっと安易すぎるんじゃないかなと思います。

このことについての詳細がはっきりするのかしないのか・・・・。

この部分をただ単に「ブレーカーが落ちた」と済ませてしまわれたら、今回の事件はずっともやもやしそうです。

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シャンデリア落下トリック

はじめの調査では、給電ケーブルが一度切られた形跡があることまではわかった。

これは明らかに何かの仕掛けをしていた可能性がある。

玲香の仮説で、チェーンははずした状態にしておき、ケーブルだけて吊られているところを電気を流して焼き切ったという話が出てくるが、前回私が推理したようにこれは恐らく逆だろう。

チェーンは上に真っすぐに伸びているように見えるし、あからさまにケーブルに何かをしたように痕跡を残していることが逆に怪しい。

あたかもそうだったかのように見せかけているようにしか思えない。

しかし、それだとチェーンはつながっていたことになるが、固定するためのボルトは6本もある。

これをどうやって外すのか・・・。

というのは簡単。

それこそ、固定用ボルトは全て外しておき、シャンデリアのどこかに乗せておけばいいだけ。

吊るしてある時は、上の様子はよく見えないし、落下してしまえば全てぐちゃぐちゃになるので外れたように見える。

つまり、私の推理では、撮影が始まる前にケーブルが切られており、チェーンだけで吊られ、固定用ボルトは外れていたと予測。

あとは何かしらのトリックで落下させるだけ。

シャンデリアは最初から電気が通っておらず、点灯もしていなかったと思われる。

前回も書きましたが、ブレーカーが落ちて照明が暗くなり、再び点灯した時を見ても、部屋の明るさにあまり違いがないため、部屋の中には他にも照明があることは間違いないですし、シャンデリアが点灯していなくても違和感がなかったか、もしくは点灯しているように見せかける別のトリックも用意されていたのかなと考えています。

犯人

犯人当てについてはまだまだ難しい段階ですが、とりあえずは最も疑われる立場にある志月と宇津木は薄そうな予感。

絵上が星坂と似たような立場で、何かとエスコートしてくるので怪しいかなと目をつけています。

第2話で他の人物が出てこなかったことが残念ですが、犯人についてはもう少し情報がないとわかりませんね。

まとめ

言いたいことをまとめると

・はじめの考えるブレーカー遮断トリックは不可能。
・犯人は絵上っぽいけどまだちょっとわからない・・・。

ということですね。

今回は非常に長い記事になってしまいましたが、ここまでおつきあいいただきありがとうございました。

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