
金田一少年の事件簿
20周年記念シリーズ
薔薇十字館殺人事件
第4話
ネタバレ感想
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Contents
前回までのあらすじ
薔薇十字館殺人事件 ネタバレ感想 第3話 金田一少年の事件簿
※この物語はフィクションであり、実在の人物、団体名等とは一切関係ありません。
※以下からの内容はネタバレを含みます。 推理が完了していない方はご注意下さい。
※読まれる方によっては、気分を害される内容が含まれている可能性もあるので閲覧にはご注意下さい。
あらすじ
毛利は皇の死体を北側のワインセラーへ保存。
プリザーブドの処理はおそらく死亡推定時刻を割り出しにくくするため。
はじめは皇と参加者の関係を聴取し、禅田と皇が二年前まで付き合っていたことを聞き出す。
しかし、皇を見た時に「あの時」と言っていた小金井との関係を問いただすと、禅た は不機嫌になり部屋へと戻っていった。
毛利の案内で、二種類の薔薇が浮かべてある大浴場へと案内される。
女湯へ白樹とともに入浴した美雪は、入れ違いで出ていく月読の背中に大きな十字架の痕があるのを目撃。
入浴中に白樹は、幼い頃に別れた兄弟が一人いたことと、薔薇に囲まれて育ったことを話した。
男湯では、毛利が過去にホテルで働いていたことがわかった。
祭沢は冷や汗をかいて浴室から出てくると、タオルを返却ボックスへと投げ込み、何かに怯えるかのように走りさった。
翌朝、大時計の音と美雪の呼ぶ声で眼を覚ましたはじめ。
そして、ドアの隙間にはローゼンクロイツからの手紙が・・・。
「お待たせいたしました
青薔薇のお披露目を
これよりいたしますので、
北の端の円形応接室まで
おいでください。」
ローゼンクロイツ
他の者も同じように呼び出されたが、応接間には鍵がかかってるため、館の外へ出て窓から中の様子を確認する。
朝日が差し込むその応接間の扉の前には青い薔薇が敷き詰められ、薔薇で三つの十字架が描かれるように並べられていた。
そして、真ん中の枯れた白薔薇でできた十字架の上に、胸に杭を突き立て絶命した祭り沢が横たわっていた。
それはゴルゴダの丘に見立てた密室。
扉の前を青い薔薇が埋め尽くすことで、円形応接室は完全な密室の状態となっていた。
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感想
ここでついに最初の被害者が出ました。
それは、入浴時に青ざめていたあの祭沢一心。
しかもその光景は少々芸術的なもので、なおかつ理論上は密室の状態。
扉の前は薔薇で埋め尽くされているし、扉は閉まっていたとなるとますます謎は深まります。
窓から覗くという参加者たちの行動まではもちろんローゼンクロイツの思惑通り。
無理矢理ドアを蹴破ったりしてたら、ずべて台無しではあるのですが・・・・。
扉の前にまできっちり薔薇が敷き詰められているので開けた時に薔薇がバラバラになるので・・・ってね(^^;
最初の皇の件も含めて、薔薇だけにバラバラづくしですね。
ここからがいよいよミステリーのはじまりです。
これまでの流れでも重要な情報はあるので見逃さないように。
禅田と皇、小金井の関係はどのようなものだったのか?
白樹の痣の意味と生き別れた兄弟とは?
月読の背中の大きな痣は?
殺された祭沢は何に怯えていたのか?
謎ばかりですがじっくり冷製に情報を整理しながら考えていけば面白い話になります。
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