
金田一少年の事件簿R(リターンズ)
金田一少年の決死行
第9話「再会そして反撃」
ネタバレ感想
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※以下からの内容はネタバレを含みます。
内容・あらすじ
久々の再会に手を取り合って喜ぶはじめとシャオロン。
シャオロンは日中合作の映画撮影でここに来ていたという。
そして、同じ映画の出演者にはじめの知り合いがいるという。
変装してシャオロンに連れられてあるホテルへと入る。
そこで待っていたのは日本のトップアイドル・速水玲香。
三人で食事をしながら再開を喜んだ。
そして、一連の事件の詳細を話す。
最も奇妙なことは、明智の殺害。
美雪と李が別の部屋から見ているところで、はじめが明智の左胸をナイフで刺した・・・。
そこで何かの違和感を感じて、ポケットに入れていた明智死亡の新聞記事を見つめる。
「もし美雪たちの証言が正確な事実を伝えてるとしたら、こんなことあるわけない!!」
そして、香港が中国に返還されたのはいつなのかをシャオロンに聞く。
返還は97年の7月。
期限付きでイギリスの統治下にあった香港を中国に返還した。
その時、部屋のインターホンが鳴る。
訪ねてきたのはマスクマンのアシスタントを勤めていたフォン。
彼女は日本語がしゃべれる香港のタレントで、少しの役で出演しているために玲香とも顔見知りだという。
適当にあしらって帰ってもらうという玲香だが、はじめは隠れているからフォンに入ってもらって、玲香にも頼みたいことがあるという。
街の子供たちの前で、あやつり人形で芝居をしている高遠。
高遠は香港警察へ電話をかけ、金田一が玲香の泊まっているホテルにはじめがいると通報。
早速玲香の部屋に香港警察がかけつけた。
李と剣持が部屋へと入ってくるが、金田一の姿はなく情報はガセだということになった。
そして、部屋を出て行く時、玲香がこっそり剣持に何かを手渡した。
「がんばって・・・金田一くん・・・」
玲香が渡した伝言の通り、はじめと剣持は待ち合わせ場所で再会。
剣持がひと芝居うってキングドラゴンホテルの旧館へと潜入したはじめとシャオロン。
しかし、エレベータを出たところに香港警察が待機していた。
全て読まれていたと身構えるシャオロンですが、これでいいんだというはじめ。
李は剣持の行動に気がつき、尾行していたのだという。
香港警察を少しは信用してほしい。
それなりのやり方で金田一を保護してから事件の真相へと迫るつもりだったと話す李。
「そんなこと言っても無駄ですよ、その探偵気取りの少年には・・・・」
「・・・出たなスカシ屋の幽霊!」
「明智警視!」
「あいかわらずですね、金田一君!」
現れたのは車椅子姿の明智警視だった。
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感想
やっぱり生きていましたね。
そりゃさすがに明智が死んでいたら大事件です。
ましてやそれをはじめが刺したとなるとそりゃもう大変なことですが、さすがにそれはないでしょうし、あおの新聞には必ず何かあるのはわかりますからね。
今回は、あの日本のトップアイドルの速水玲香ちゃんが登場しましたが、出番としては非常に短かかったですね。
まさかシャオロンがあそこにいた理由と玲香ちゃんを結びつけてさらにそれをはじめが利用するってのはちょっと予想外。
しかも、高遠が通報してから部屋に警察が来た時に、いくらそこにはじめがいないからと言ってあんなにあっさりと引き上げていくのはかなり不自然。
もしかしたら、剣持を尾行する前から、速水玲香との接触を予想してそこに一度行くことで金田一とも接触がはかれると李はそこまでも予想していたかもしれません。
李刑事もなかなかのものです。
ただ、我々なりのやり方で保護すると言っていますが、結局は全てはじめの策に合わせていっているだけ。
それなは最初からはじめに交渉して、犯人扱いはしないから戻って来いと言ったほうが早かったような気もしますが・・・。
そうしておけば高遠も巌窟王も一切何もできずに、復讐計画は実行できませんからね。
だとすると、やっぱりはじめは今回は高遠の策にはまってしまったってことになりますね。
さて、ここからはもう事件は起きずにおそらく解決へと向かっていく段階。
犯人はもうあの人しかいませんね。
ただ問題は明智を刺した時と藤井殺害のトリック。
これをどう解いていくのかが鍵になります。
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