金田一少年の事件簿Rリターンズ「吸血桜殺人事件」第5話【ネタバレ・感想・内容】

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金田一少年の事件簿Rリターンズ
「吸血桜殺人事件」
第5話

 

 

 

前回までのあらすじ

ミス研の研究課題のため、猟奇殺人の舞台となった夜桜郷を訪れた金田一と美雪と佐木。
「血吸い桜」と呼ばれる血のような紅味を帯びた桜が咲く「夜桜亭」に宿泊した三人は奇妙な客人たちと出会う。
その翌朝、花見客の一人、斧田鏡一郎が密室の中で胸に桜の枝を突き立てられた状態で発見された。
犯人はかつてこの地で起きた惨劇の犯人「鬼方桜柳」なのか・・・それとも・・・。
金田一少年の事件簿Rリターンズ「吸血桜殺人事件」 第4話

※以下からの内容はネタバレを含みます

あらすじ

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二人目の犠牲者

警察がいるにもかかわらず、隙を見て第二の事件が発生。
桜の木の下で胸に刃物を刺された状態で息絶えている絵東が発見された。

現場の状況

胸には刃物が突き刺さったままで、桜の木の根元に寝かせるようにして息絶えている。
すぐそばには、絵東のものと思われるスーツケースが転がっている。

死亡推定時刻

鑑識の調べでは、検死をしないとはっきりした時刻までは割り出せないが、様子を見る限りは、殺害から経過していたとしても1時間程度だという。

そこから予想される犯行時刻は15時~15時30分あたり。
警察が事情聴取を終えて、本部との連絡をとったり、雑務をこなしている隙をついて行われたようだ。

関係者の反応

金田一

「どうしてそこまで血吸い桜にこだわるのか?」

「荷物をまとめてあるところから見ても帰ろうとしていたんだろう。」

「でも今の時間はバスもないのにどうやって?」

起きてしまった事件はどうしようもない。
現場検証は他の警官に任せて、剣持と事情聴取を再開する。

美雪

虎元が、小説の冒頭を引用し、繰り返し言い続けているのを見て怖がる。

佐木

「桜に血を吸わせるためにやったんでしょうか・・・。」

冬部

「ウソだろ・・・さっきまでそこで話してたのに・・・絵東・・・。」

北屋敷

「また『血吸い桜』に・・・」

「これはどう考えてもあの殺人鬼が舞い戻ってきたとしか・・・」

藍染

「・・・・」

三夜沢

「彼女、こっそりと一人で逃げ出そうとしたところを狙われたのね」

「きっと犯人はどこかに隠れてあたし達を見張ってる」

「そして逃げ出そうとする者から殺して『血吸い桜』の餌食にするつもりなんだわ・・・」

虎元

「桜の木の下には屍体が埋まっている!」

「これは信じていいことなんだよ」

「何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか」

「俺はあの美しさが信じられないので、この二、三日不安だった」

「しかしいま、やっとわかる時が来た」

梶井基次郎の小説『桜の木の下には』の冒頭部分をひたすら繰り返し口ずさむ。


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事情聴取

剣持と金田一により、斧田以外の関係者の事情聴取が行われた。
真相は別として、本人の証言をそのまままとめる。

敷島大悟

冬は客がいないため、昨年の春から秋、今年の春から「夜桜亭」でアルバイトをしている。

去年の春も被害者の二人は来ていたのを知っている。

アルバイトの内容は、普通の旅館なんかの従業員と同じ。
掃除やお客さんを迎え入れる準備、食事の支度と片付けなど。

 

犯行時刻のアリバイ

お客さんの部屋の掃除、北屋敷と夕食の仕込みをしていた。

 

被害者との関係

剣持が、殺された二人と本当に関係がないかどうかを調べるという発言に対し。
「ええ、全然構わないですよ」
と答える。

 

葉崎栞

今年の春から「夜桜亭」でアルバイトをしている。

「もちろんあの二人とはまったくの初対面です」

 

犯行時刻のアリバイ

フロントの番や裏のゴミの処分をしていた。

フロントには「早く帰るから」と言って絵東が精算をしに来た。

「それ以降のことは知りません」

「大体知らない人ばかりだし、あたし関係ないです・・・」

 

被害者との関係

剣持が、殺された二人と本当に関係がないかどうかを調べるという発言に対し。
「あたしもいくらでも調べてください」
と答える。

 

藍染

あんなことがあったから絵東が帰るのを止められなかったという。

 

犯行時刻のアリバイ

アルバイトの葉崎と話したあと、シーツを洗濯していた。

「一人で?」という金田一の質問に対し、「ええ、もちろん、そういうものでしょう?」と答える。

 

被害者との関係

単なるお客様

 

家族関係

天涯孤独。
「若い頃美人なのに、結婚しなかったのか?モテたんじゃないのか?」という金田一の質問に「色々な事情があるのよ、坊や」とだけ答える。

 

北屋敷

犯行時刻のアリバイ

厨房で夕食の仕込みをしていて、敷島にも少し手伝ってもらっていた。

 

家族関係

昔、妻と子がいたが、二人共亡くなった。

 

三夜沢

「どこを探してもこんなに鮮やかに美しく咲く桜はないから」「この地で咲く紅い桜の美しさは神々しい」と感じ、毎年「夜桜亭」を訪れている。

 

犯行時刻のアリバイ

外で「血吸い桜」の絵を描いていた。

 

目撃情報

絵東は見なかったが、あのマスクのお年寄りなら見たという。

 

被害者との関係

少し会話をかわしたことはある。

ただ、斧田は毎年年齢に見合わない高級ワインを持ってきてふるまい、品がなくいけすかなかった。

 

虎元

犯行時刻のアリバイ

部屋にいた

 

証言の矛盾

ある人物がその時間に桜林で虎元を見たと証言していることについて聞くと。

「その証言がウソなのでは?」

「ウソでないなら何かの勘違いでは?」

と答え、ウソをつく理由はないと主張。

 

被害者との関係

二人と会話はしたことはない。

 

毎年訪れる理由

「桜を見に来ている、他の方たちと同じようにここだけで咲く『血吸い桜』を見に」

 

マスクの下の素顔

金田一と剣持がマスクを外してもらえないかと頼むと、虎元はマスクを外した。

吸血桜虎元の素顔

 

犯人は誰だ!?

ここまでで得た情報の中に重要なヒントがあるような気がする。
何か引っかかる感じがする。

明日、関係者が帰宅してしまうまでに何もなければいいが・・・。

もしこの事件の動機が、冬部たちの過去の事件に関係しているとしたら、最後のターゲット「冬部」がまだ残っている。
あるいはひょっとして・・・。

吸血桜冬部犯人説

「冬部蒼介が犯人という可能性も・・・」

被害者二人がいなくなれば、口の硬い警察を除いて、彼の過去を知る者はいない。
そういう可能性もなくはないと語る金田一。

「誰だ・・・?この七人の中に必ずいるはずだ!」

吸血桜殺人事件7人

「二人もの人間の血を欲した殺人者『血吸い桜』が必ず・・・!!」


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感想

絵東はまさかの「ただの隙をついた犯行」でした。
事情聴取でかなりの情報が出てきましたが、剣持の言うように、なかなかどれも怪しい情報だが決定的でもないものばかり。

今回は金田一のある発言があったことで、どのくらい真相に近づいているかがわかる感じでした。
ここまでで出た情報の中に、重要なヒントがあるような気がしてならないんだ」
「何か引っかかっている、喉に魚の小骨が引っかかったような嫌な感じがする」
と言っている。

これは
「ここまでの話で重要なヒントがもう出てますよ!あと少しでわかるところまでは来ていますよ!」
という読者へのメッセージのように自分は捉えました。

となると、話のほとんどは事情聴取の場面なので、関係者の証言の中に何かヒントがある。
もしくは矛盾点や違和感のある発言があるのでは?と睨んでいます。

斧田殺害は、密室トリックを使用した計画的犯行に見えましたが、絵東の場合は、単なる隙をついた犯行。
ということはやはり事情聴取からの情報が重要で、その中の誰かが嘘をついている、何かを隠しているということになってきます。

犯行のタイミングも、発見当時の現場の状況からも、絵東が帰ることを知って衝動的に犯行をおこなった可能性が高くなっています。
そして、そのことから、以前は犯人候補として冬部が最有力でしたが、また別の人物が浮上してくることになりました。

決定的ではないですが、怪しい人物は絞られてきます。
そして、事情聴取でも気になる部分もいくつか出てきています。

情報の少なかった第4話では書かなかった推理記事を、次は第4話、5話の合併記事として作成してみようかなと思っています。

金田一の「冬部蒼介本人が犯人という可能性も・・・」というセリフはずるいですね~(^_^;)
この時点でこれを言われてしまうと、「冬部が犯人だと思ってる?プププww」と言われてるような感じがして・・・。
だけど「冬部が犯人?はたしてそうかな?けどそうかもしれないよ?けど違うかも知れないよ?」と弄ばれてる感覚になるのは自分だけでしょうか。

この発言に関しては、どちらかと言えば「冬部が犯人だと思う?そう思ってるならもう少し考えたほうがいいよ?」とそっち寄りのシグナルを出してるほうが強いかも。

斧田殺害後に、渾身の記事を書いて、冬部を犯人の最有力候補として上げてしまったのですがまさかやられちゃった?ww

まあ今のところはまだまだわかりませんし、裏の裏の裏、そのまた裏をかいて戻ってくる可能性も十分あります。
これからまた一週間、次号までに推理して、何かをひねり出してみます。


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