「吸血桜殺人事件」第3話で早くも犯人確定!?推理・犯人・トリック・考察・予想

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「吸血桜殺人事件」
第3話で早くも犯人確定!?
推理・犯人・トリック・考察・予想

桜を刺した理由を解明!
犯人を早くも絞り込み!

第3話のあらすじ

金田一少年の事件簿Rリターンズ「吸血桜殺人事件」 第3話

※以下からの内容はネタバレを含みます

※この記事の内容は2015年5月2日の推理記事です。

伏線と犯人候補

第3話では怪しい行動と発言をしている人物が複数いて、犯人候補にはなるものの、決定的なものがなく、絞れないようにうまく作られています。

ミッシングリンクと動機については推理のしようがないのですが、犯人の絞り込みについては、決定的なものこそないにしても、相当目立っている人物がいて、かなり怪しい行動をしています。

読んでいる方のほとんどがそう思うはずなので、ミスリードなような気もするのですが・・・。

そしてあの密室・・・。

今回のトリックは相当ややこしいように感じますが、おそらくそのトリック自体はいたって単純なものなような気がする。

密室トリック

死体発見時の現場の状況

なんだか話がややこしい感じがするのですが、状況としては意外と単純。
その状況を簡単にまとめてみます。

入口ドアの鍵は閉まっていた。

部屋の中には斧田が仰向けで血まみれになって息絶えていた。

桜の枝が心臓に突き刺さっていた。

2つある部屋の窓はどちらも鍵が閉まっていた。

桜の枝を刺した理由

猟奇的で、鬼方を連想させるかのように、斧田の死体に突き刺した桜の枝。

斧田を襲った犯人は、腹部を刃物で刺しており、その後に部屋に血まみれで倒れているところが描かれている。

ということは、この桜の枝は、斧田を殺害した後に、胸に突き刺しているわけだが、一体何のためにそんなことをしたのだろうか?

注目すべきところは、斧田殺害直後の様子。
見てもわかる通り、部屋の窓は全開になっている。

しかし、死体発見時はどうだったか?

部屋の窓は2つとも閉まっていた。

殺害時には開いていた窓は、死体発見時には閉められていた窓。
そして、被害者の胸には桜の枝。

マスターキーで解錠し、ドアを開けた時に、ドアの隙間からアレが出てきますよね。

 

気がついたでしょうか?

 

そうです!

 

斧田の死体に桜の枝を刺した理由は、鬼方の模倣でもなんでもなく、窓が全開になっていたことにより、桜の花びらが部屋の中に入ってきてしまったことに気がついたからだと思われます。

別にそのまま窓は全開でいいんじゃないかとも思いますが、犯人は何らかの理由で、どうしても窓は閉めたかった、あの部屋を密室にしたかったのではないでしょうか。

その為には窓は閉めておくことは必須になるのですが、窓が閉まっているのに、部屋の中に花びらがあると、犯人が窓を閉めたことが確定してしまうので、カモフラージュするために、桜の枝を死体に刺すことを思いついたのではないでしょうか?

死体発見時には窓は閉まっていたので、金田一の中では、犯行当時は窓が開いていたことは知り得ない事実で、これは「蟻地獄壕殺人事件」バイタルデータの一致の件と同じパターン。

ただ、これを見せる段階が早いですね(^^;


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犯人の脱出経路

今回の密室殺人は、被害者以外は全員部屋の外にいる状況で発見されたため、「実は部屋の中に潜んでいた」というパターンはなし。

となると、犯行後に部屋から脱出し、なんらかの方法で外から密室を作ったことになる。

では犯人は一体どこから脱出したのか?

部屋を出入りできる場所は、入口ドアと2つの窓の計3ヶ所のみ。

しかし、死体発見時に部屋の窓が閉まっていたとなると入口ドアから出たことになる。

となると、密室を外から作るには、斧田の部屋の施錠が可能な2つの鍵のどちらかで閉めるしかありません。

その2つの鍵の状況をおさらい。

 

斧田の部屋の鍵

斧田の心臓に突き刺さっていた桜の枝に、組紐が複雑に絡まって外せない状態で発見される。

 

マスターキー

藍染オーナーが金庫から取り出すが、その金庫を解錠するには、暗証番号と鍵の両方が必要。

暗証番号は藍染オーナー、金庫の鍵は北屋敷がセキュリティボックスで管理しているため、両者が立ち合わないと取り出すことができない。

 

部屋の鍵が枝に絡みついていたことは、剣持警部の言うように、施錠した後に外から糸や何かの仕掛けで中に鍵を
送り込んだというトリックではないということを示しているのだと思う。

となると、残るはマスターキーを使用して閉めたことに限定されてしまう。

そのため、容疑者候補として、藍染と北屋敷に目が向けられる。

と、思ってしまいそうだが、そうはならない。

仮に、藍染か北屋敷がマスターキーを持ち出して犯行を行ったとしても、マスターキーをどうやって持ち出したのか?

という疑問が出てくる。

「それは、どちらかが嘘をついていたらいくらでも持ち出し可能でしょ」

と考えてしまうが、今回の事件ではそこが犯人の仕掛けた大きなミスリード。

この「嘘をついている」というのが今回の事件のポイントではないかと思う。

現時点での流れでは、藍染、北屋敷に目を向けてしまいがちだが、この密室殺人は、全員の証言が真実ならば完全に不可能なため、必ず誰かが嘘をついていなければ成立しない。

その嘘をついている人物は他の人物にも同様のことが言えるため、藍染、北屋敷のどちらかだと限定して考えるのはおかしい。

つまり、それぞれの発言や行動を疑うのなら、誰が嘘をついているのかはわからないはずだ。

重要なところに関与する人物が、場面ごとに入れ替わり、それぞれ怪しいポイントが振り分けられていて、そのうちの誰が嘘をついていても密室が崩れるようになっているので特定のしようがない。

そうすることで、犯人を絞れないように話ができている。

嘘をついているのは誰?

重要なポイントに関与した人物ごとに、嘘をついていた場合を推理してみる。

藍染吉野

北屋敷に金庫の鍵を持ってきてもらい、暗証番号を入力し、中からマスターキーを取り出す。

ここで一番気になるところは、マスターキーを見せる前のコマ。

金庫を自分の体で隠すようにして、扉を開けてから、すぐに閉めて手に持ったマスターキーを見せている。

しかし、マスターキーを金庫の中から出したところは誰も見ておらず、出したフリをしているようにも見える。

仮にこれが取り出す演技だとすると、マスターキーがフリーになる。

他にも、北屋敷が持っている金庫の鍵は偽物で、本物の金庫の鍵は藍染が持っているパターンや、元々金庫に鍵などかかっていないパターンなども考えられるが、どちらにしろ犯行時にマスターキーが金庫の中で厳重に保管されていたという証拠はどこにもないため、藍染の行動が嘘ならば密室は簡単に崩れることになる。

マスターキーを取り出した後に、「急ぎましょう」と言っているのも完全に謎の発言で、誰も急ぐとは言っていないし、緊急事態になっているわけでもないのに、何を急ぐのでしょうか?

北屋敷剛三

彼の場合は、「嘘をついている」というよりは、「実は知っていた」という可能性が考えられる。

金庫の暗証番号は、テンキー入力で、コマの入力音の擬音が正確だと仮定すると恐らく4桁の数字。

何らかの方法で暗証番号を北屋敷が知っていればそれもまたマスターキーはフリーになる。

絵東ちなつ

斧田に刺さっていた桜の枝に、組紐が絡み付いた部屋の鍵を発見し、その後も枝を抜いて組紐を外そうとし、複雑に絡まっていて外れないと言うが、それ自体が嘘で、死体発見後に絵東が自ら鍵を枝につけ、外すフリをして余計に絡ませていた可能性もある。

そうなると、それまで斧田の部屋の鍵は絵東が持っていたことになる。


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犯人はコイツだ!

先程、「嘘をついている人物」について、藍染、北屋敷、絵東の三人について書いたが、実は嘘をついていれば全てが覆ってしまう人物がもう一人いる。

そしてその人物こそが、この第3話で犯人候補として最も怪しいと思われる人物です。

それは

 

コイツ

 

 

 

huyube

冬部蒼介

 

彼の行動は、何から何まで怪しすぎるので、ミスリードかな?とも思いましたが、やはりどう考えても怪しいです。

まず、三十路トリオの中でも一人だけやたらと冷静。

そして翌朝からの行動は特に怪しくなり「斧田を起こしに行こう」と絵東を誘い、鍵が閉まっていて戻ってきてから、藍染オーナーに「マスターキーを貸してくれ」と言っている。

起こしに行く行動を共にし、あたかも二人で斧田を起こそうとしているように見せているが、「マスターキーを貸してくれ」「いいかげん起こしたい」と言っているのは冬部で、絵東は「別に起こさなくても」「鍵が閉まっている」としか言っていない。

そして、最も重要な、斧田の死体発見時には、まず、絵東に「脈を診てくれ!医者だろ」と指示し、次に、金田一が「ドアには鍵がかかっていた、それじゃ犯人は」と言っているのに対し、すぐさま「2つある窓のどっちかから逃げたんだろう」と言っているのも冬部で、続けて「窓を調べる!君はあっち、俺はこっち」とその調べる窓まで指示している。

一見自然なようにも見えるこの一連のやりとりは、全て冬部の行動に付き合わされているだけとなっている。

つまり、彼の発言の中での「嘘」「窓の鍵が閉まっていた」ということだ。

仮に、窓の鍵が開いていたとしたら、それこそ密室でもなんでもなくなり、他の人物が嘘をついていることよりも、これが最も決定的なものになる。

描写の問題の可能性もあるが、窓の鍵を確認する場面で、金田一のコマと冬部のコマを見比べて見ると、鍵を回した時の音はどちらも同じだが、二人が鍵を回している方向が反対なようにも見える。

桜の枝が密室の鍵!?

死体に刺した桜の枝へ部屋の鍵の組紐を絡めたり、藍染と北屋敷が二人で管理しているマスターキーなど、何かと部屋の鍵を開ける方向へと考えがいってしまう。

しかし、読者側からすれば、殺害直後は部屋の窓が全開で、死体発見時には窓は閉まっていることは確定要素。

そして、桜の枝の意味は、前に書いた通り、部屋に落ちていた桜の花びらをカモフラージュするため。

斧田の死体が描かれている2つのコマをもう一度よく見てみよう。

殺害直後のコマでは、窓は全開。

血まみれになった斧田の左腕あたりが見えていて、床には桜の花びらが落ちている。

死体発見時の斧田の死体のコマを見ると、胸に刺さった桜は、ちょうど窓の正面になるように刺してある。

ここで、読者側から見ても少し勘違いしていることに気が付いた。

このコマを見たときに、「殺害時に窓が開いていた」と最初はそう思ったが、そうではないかもしれない。

殺害直後に全開になった窓の外から、部屋の中に倒れている斧田の体の一部が見えているあの描写。

あの角度のあの光景は、犯人が逃亡する時に部屋の中を見た映像なのではないだろうか。

「殺害時には窓が開いていて、後から窓を閉めた」と思っていたが、そうではなく、「殺害時に窓は閉まっていて、窓を開けて逃亡した」のではないだろうか?

その時に花びらが部屋に入ってきてしまうために、枝を刺してから窓から出て行くことを思いついたのではないだろうか。

桜の枝を刺した理由として、桜の花びらをカモフラージュするため。

もしこのカモフラージュをしなければ、殺害時には開いていた窓を犯人が閉めたことが確定してしまうから。

と書きましたが、それも逆!

殺害時には窓は普通に閉まっていたとすると。

殺害

→窓を開ける

外へ出る(この間に花びらが部屋の中に入る)

→外から窓を閉める

ここで、部屋の中には斧田の死体とともに桜の花びらが残るが、そのままにしておけば、斧田の死体発見時に、一旦窓が開けられたことは一目瞭然で、冬部は「窓を調べるんだ!」という隙もなく、見た瞬間に花びらの落ちている斧田の死体の横の窓を調べることになり、鍵が開いてあることがバレて、密室は崩れ、さらに窓から犯人が逃亡したことが確定する。

そこへ、斧田の死体に桜の枝を刺すことにより、落ちている花びらはその枝から落ちたものに見えるため、窓が一度開けられたとは誰も思わない。

その一瞬の隙を作ることで、冬部は金田一に指示し、自らがその窓を調べ、嘘の証言をしたと考えられる。

殺害直後に開いていた窓は斧田のすぐ横の窓、つまり、桜の花びらは斧田の死体の上半身周辺に舞い落ちる。

そして、桜の枝が刺さっていたのは斧田の胸なので、カモフラージュするには完璧な位置関係だ。

窓から脱出した犯人は、外から窓を閉めて逃亡。

翌朝、死体発見時に、すかさずその窓に近づき、「閉まっていた」と嘘の証言をすれば成立する。

つまり、この事件で重要なポイントとなる「嘘をついている人物」を冬部とすれば、密室は崩れることになる。

金田一と冬部が窓の鍵を確認する場面で、お互いの顔の向きから、外に対して金田一が左、冬部が右の窓だということがわかるが、斧田の死体の横にある窓がどちらの窓なのかがわからない。

逆に言えば、その斧田の死体の横の窓が外に向かって右の窓で、冬部が調べたほうだとすれば、犯人は冬部がかなり濃厚になる。

「部屋の鍵をどうやって閉めるか」ばかりに焦点を置くとややこしくなるが、桜の枝を刺した理由と、冬部が嘘をついているということを組み合わせて考えれば、全ての辻褄が合うように感じる。

犯人予想

死亡フラグ三十路トリオの一人。
冬部蒼介がまさかの急浮上!

現時点で

冬部蒼介  ★★★
藍染吉野  ☆☆
北屋敷剛三 ☆☆
絵東ちなつ ☆☆☆
虎元勝男  ×
敷島大悟  ×
葉崎栞   ☆

とし、最有力候補を冬部蒼介とします。
葉崎は元々最初に予想していたので☆1つ付けておきますがちょっと薄そうですね(^^;

とは言っても、まだ第3話。
これだけの妄想推理を全開にして、全然違うことは十分ありえるので、その時は、存分に心の中で笑ってやってください。

藍染、北屋敷、絵東、冬部の4人とも、本人しかわからない要素を持っていて、それを証明できるものは何もなく、誰も見ていない上に描かれてもいないので、発見や行動が正しいものだという証拠はどこにもなく、真実とも嘘とも後からどちらにでもなり得るので、そこはちょっとアンフェアかなと感じる。

しかし、その分、斧田の殺害直後に窓が全開になっているという大きなヒントで穴埋めしているような感じでしょうかね。


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