吸血桜殺人事件 第12話 ネタバレ感想 虎元、藍染の過去!金田一少年の事件簿Rリターンズ

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吸血桜ジッチャンの名にかけて

金田一少年の事件簿Rリターンズ
第12話

ネタバレ感想・予想・考察・あらすじ

虎元、藍染の過去の秘密とは!?

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前回までのあらすじ

吸血桜殺人事件 ネタバレ感想 第11話 金田一少年の事件簿Rリターンズ

罪を認め、自らの過去も明かした葉崎栞(青桐夏美)
そのまま剣持に連行されていった。

全てが解決したかのように思えたが、金田一の推理はまだ終わってはいなかった。

虎元と藍染を呼び出し、二人の過去についての謎解きがはじまる。

※以下からの内容はネタバレを含みます。

内容・ネタバレ

虎元、藍染の過去!そして鬼方の行方!

「というわけで」
「何人もの入院患者を殺し」
「血吸い桜の下に埋めていた鬼方桜柳は姿を消しました」

ミス研の課題報告をする美雪。

草太にまた事件に巻き込まれたのかと聞かれるが、その話はまたいつか、とはぐらかす金田一。

帰り道。
校庭の桜を見ながら、夜桜亭でのことを思い出す。

まさか、虎元と藍染にあんな過去があったとは・・・。

回想

金田一は、冬部の死を検証している時にやたらと専門用語を使っていた虎元が医者であることを見抜く。

「君は私を鬼方桜柳だと思っているのかね?」

「いえ、俺は・・・」

「虎元勝男さん、あなたが鬼方桜柳を葬ったと考えてるんです」

剣持に調べてもらったところ、予想通り虎元は昔ここがサナトリウムだった頃に鬼方とともに医者として働いていた。

そして藍染も同じ頃にここに入院した。

虎元は以前に桜林にいるところを目撃されたが、それを頑なに否定したこと。
そしてある発言に金田一はひっかかっていた。

『やはり鬼方の亡霊なのか』

虎元は確かにそう言っていたが、警察の発表では今もなお鬼方は行方不明。
それなのに迷わず『鬼方の亡霊』と言っていた。

それらのことから、虎元が鬼方の死を知っているのではないかと指摘。

「その通りです・・・」

「でもあの人に手を下したのはこの人じゃありません」

割って入るように藍染が言った。

もう、隠しきれない。
全てを話すと言って語りだした。

藍染はこのサナトリウムに入院していた時、虎元と鬼方の診察を受けていた。

優しい雰囲気の虎元に、藍染は少しずつ惹かれていた。

だが、鬼方は冷たい印象しかなかった。

しばらくして、患者が次々と行方不明になっていった。
それがある看護師の目撃で鬼方の犯行だとわかり、彼は行方をくらました。

そしてそのまま行方不明とされた。

しかし、彼はすぐ近くに潜んでいて、ある夜、サナトリウムに戻ってきた。

ここの桜にはまだ血が足りない。

「だからどうしても必要なんだ!!」
「美しい君の血が!」

吸血桜殺人事件

ターゲットとして次に狙われたのは藍染だった。

しかし、それに気がついた虎元が助けに駆けつけた。

鬼方を殴り、藍染のもとに駆け寄る虎元。

「先生!あぶな・・・」

背後から虎元に覆い被さり、メスで切りつける鬼方。

「お前の血も桜に捧げてやる~!」

ドス

吸血桜殺人事件

鬼方はその場に倒れ、虎元は顔に切り傷を負っただけで済んだ。

藍染が殺人者として捕まるのは耐えられない。
そして、警察は一度調べた所は調べないと考え、虎元が死体を埋めることを思い付いた。

だが、罪の意識からは逃れられなかった。

退院してからもずっと死体のことが気になった藍染は、サナトリウムが閉鎖された時に家の財産をつぎ込んで買い取った。

それから二人は互いに独り身のまま年をとり、いつの間にかあの男が固執していた血吸い桜の番人のようになっていた。

きっと、バチが当たったのだと藍染は笑顔で語った。

過去の真相を知った金田一と美雪だが、その話は聞かなかったことにした。

どちらにしろ鬼方の事件は時効。
二人とももう十分苦しんだし、あの二人ならうまくやっていけるだろうと金田一は感じてそっとしておくことにした。

冬部は青桐夏美を知っていた!?

「やあ、葉崎さん」

葉崎のもとに面会に来た金田一。

色々と気になっていたことを調べ、その報告にきたという。

それは、冬部のこと。
彼の実家もまた大変な思いをしていた。

イジメの事件の後、冬部の両親は加害者の親として追い詰められ、彼を残して首吊り自殺していた。

天涯孤独となった冬部は、新聞配達のバイトで学費を稼いだ。

そんな彼はかなりの金額をどこかに仕送りしていた。

しかも、当時、新聞配達の担当していたエリアは、葉崎が住んでいた地域。

恐らく彼は葉崎野子とを知っていた。

一家心中して亡くなったと思われた青桐の妹が、記憶がないまま生きていることを。

そして、彼女のいる葉崎家の父がつい最近亡くなり、生活が苦しくなっていることもわかっていた。

「だから彼はずっと名前を隠して葉崎家に毎月お金を届けてたんだ」

フリーライターのいつきが、葉崎の母から直接聞いた話によると、夫を亡くした翌月くらいから、郵便受けに毎月お金が届けられようになったのだという。

それも結構な額のお金が。

差出人も名前もなく、ただ「生活に使って下さい」「他の人や娘さんにも決して言わないで下さい」と書いてあった。

その支援が栞を育てるのに本当に助かったと話していたのだという。

冬部はそうして仕送りをしながら大学を卒業し、二度と自分みたいな過ちを誰かにさせないために、少年非行を中心に手掛ける弁護士になった。

そこまで真剣に罪を償ってきた冬部だからこそ、葉崎の刃を受けることができたのではないかという金田一。

「知らなかった・・・」
「そんなこと・・・少しも・・・」

吸血桜殺人事件

もしそのことを葉崎が知ってていたら、どうだったのだろうか・・・。

吸血桜殺人事件~完~

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感想

桜の木の下には死体が埋まっている!?

虎元と藍染の関係は大体予想できる範囲内でした。
まあ恋仲だろうなとは思いましたが、まさか鬼方を殺して埋めているとは・・・。

その時に揉み合いになって、虎元は口元をメスで切られ、今もその傷跡が残ってしまっているようです。
藍染を助けた時の男の勲章ですね。

ただ、あんなふうに背後から教われて、頸動脈を切られずにあの程度で済んでよかったですね。
医療に携わる人間として、どこを切れば人が倒れるのかはわかっていそうですから怖いです。

それはまあいいのですが・・・。
金田一は時効だからと言ってこの話を聞かなかったことにしていますが、桜の木の下にはまだ死体が埋まっているということなのでしょうか・・・。

なんだか気持ち悪い話です。

血吸い桜の秘密

過去の人間模様は全て解決されたようですが、結局は血吸い桜の秘密は明かされませんでした。

なぜ鬼方桜柳が死体を埋めてから桜が赤く染まったのか・・・。
そのことはわからずじまいなままです。

鬼方の事件が発覚してから、桜の木に人を近づけさせないために、そのような作り話をしたのではないかなと思いましたが、血吸い桜について虎元や藍染が語っていることはなくて、詳しく説明しているのは北屋敷です。

その時の感じからすると、嘘をついているわけではなく、その地域で噂されていることと考えると、前から赤い桜だったという説は難しくなる。

では、なぜその年から赤くなったのか・・・。
これは今のところ現実的にそのようなことが起きることは考えられず、赤い桜というのは実際にはあるので、ごっそり植え替えるしか方法がありません。

まあ、ここをはっきりさせずにミスタリーチックな要素を残したのかもしれませんが、ちょっと面白くない終わり方したかなと思う。
金田一シリーズは、やたらとはっきりさせたがる作品もあれば、曖昧なまま終わっていく作品もあり、この「吸血桜殺人事件」はその中でもはっきりしない要素の多い作品の上位に来ますね。

冬部は考えが甘い

栞が行った犯行は冬部がかばっていたことが明らかになり、さらには、栞がまだ幼い頃から、父のいない葉崎家の家計を支援したことが後から発覚したが、実際にそのようなことが成立するのだろうか。

葉崎の母の話では、「毎月結構な金額」と言っていましたが、これがどれくらいのものだったのか。
結構な金額というのは人によって違います。

栞は大学を出るまで母に育てられており、ほんとにそれなりに太い金額の支援があったのではないかと思う。
しかし、冬部も自分の生計を立てながら葉崎家に仕送りをし、大学を出て弁護士となっている。

バイト歴は新聞配達としか聞かされていないが、一体どれだけのお金を冬部は稼いでいたのか?
ざっと計算しただけでも相当な金額の収入がないと難しいと思うのだが・・・。

ちょっと現実的ではない話だったのでイマイチなエピソードだったかな(^_^;)

そういった過去のエピソードでお涙ちょうだいな場面なのでしょうが、冬部はあと一歩、考えが甘かったかなと思う。

これは推理の段階で思っていたことなのですが、栞が犯行を行い、何かしらの理由から冬部がそれを庇っていたとしたら、絶対にあってはいけないことは栞が逮捕されること。
犯行を庇うことよりも、本当に栞のことを思えば、犯行を実行させるべきではなかったと思う。

だからこそ、最後くらいは冬部は自殺するべきだったと思う。
確かに、恨みを晴らすために、その手で実行させて刃を受けてあげようと考えたのでしょうが、この一連の衝動殺人を行っていく限り、葉崎は地獄へと向かっています。

それくらいはわかっているはずなのに、なぜ犯行を見逃し、実行させ、それを隠蔽するという策をとったのか・・・。
青桐夏美がいることにすぐに気がついたのなら、すぐに荷物をまとめて夜桜亭から出ていき、二度と姿を見せないようにするべきだった。

仮に一泊だけするとしたら、斧田の犯行は隠蔽し、そこで帰宅するか、絵東と心中することを選んだほうが絶対に良かったはず。
葉崎の手を汚している時点で、償いにも救いにもならない。

つまり、この悲しい事件を未然に防ぐことが栞への償いであり救いでもあり、それが最速でできたのは冬部だったはず。
なのになぜ彼は犯行が行われてから事後的な行動しかしなかったのだろうか。

この結末は、悲しい運命の再会があったからとかではなく、先に気づいていたはずの冬部が何も行動を起こさなかったことが原因だと言える。

葉崎の母は変わっている

葉崎の母は 「助かった」「あれがあったから育てられた」なんて話をしていますが、普通、見ず知らずの者から現金が届けられて、それを使いますかね・・・。

確かに母親一人で子供を育てるというのかかなり苦しいことですが、自治体からの支援もあるし、それなりに質素な生活をしていれば生きていけないことはないはず。
大学に行かせたいという親の気持ちもわからなくもないですが、本当に貧しいなら働けばいいし、見ず知らずの者に大学を行かせてもらったようなもの。

普通は気持ち悪くて使わないですけどね。

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