金田一少年の事件簿Rリターンズ「吸血桜殺人事件」 第3話

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金田一少年の事件簿Rリターズ
「吸血桜殺人事件」
第3話

前回のあらすじ

ミス研の研究課題でかつて実際に起きた「事件」を調べるため、はじめと美雪、佐木の三人は、元サナトリウムで源氏は宿泊施設になっている「夜桜亭」にやってきた。
そこで、「血吸い桜」と呼ばれる美しいが血のような紅みを帯びた桜にまつわる恐ろしい猟奇殺人の話をきく。
金田一少年の事件簿Rリターンズ「吸血桜殺人事件」第2話

※以下からの内容はネタバレを含みます

斧田の死体発見

夜遅くまでトランプをしていて寝不足のはじめと美雪。
朝食の用意をする栞と敷島。

その場に斧田の姿はなく、「二日酔いで寝てるんじゃない?」という絵東だが、冬部が起こしに行こうと提案する。

しかし、部屋に鍵がかかっていて戻ってきた二人は「いい加減起こしたいから」と言って藍染オーナーにマスターキーで開けてもらうように頼む。

金庫で厳重に管理しているマスターキーを用意するオーナー。

北屋敷が部屋のドアをノックし呼びかけるがやはり返事がないため、マスターキーで部屋の鍵を開け、ドアを開けた。

そこには・・・。

一枝の「血吸い桜」で心臓を貫かれ、血まみれになって息絶えている斧田が横たわっていた。

死体発見時の状況

ちすい桜と鍵

部屋のドアには鍵がかかっていた。

二つある窓をはじめと冬部が手分けをして調べるがどちらも鍵がかかっていた。

犯人は、斧田が持っている部屋の鍵を奪い、ドアから出ていったかと思われたが・・・。

斧田の心臓を貫く「血吸い桜」の枝に、紐が複雑に絡みついた状態の鍵が発見される。

それは、客人たちがチェックインの時に渡される紐付きの鍵。

紐が外れないため、枝に絡まったままの状態で部屋の鍵穴に刺し、回して確認すると、それは間違いなく斧田の部屋の鍵だった。

鍵の複製は不可能!?

斧田の部屋の鍵

藍染オーナーの話

マスターキーは厳重に保管されている1本のみ。
各部屋の鍵は、古いものだが外国製で複製はまず不可能。

北屋敷の話

古いドイツ製の非常に精巧なもので、ピッキングも不可能。
以前、別の部屋の鍵が合わなくなった時も、どうすることもできずに扉を壊したことがある。

剣持警部の話

調査したところ、相当特殊な技術で精巧に作られたもので、ドイツの製造元もずいぶん前に潰れている。
複製するのは一個人では不可能。


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登場人物の行動・発言

葉埼栞(22)

はじめ、美雪、佐木の朝食の準備をし、はじめに「昨夜はよく眠れましたか?」と声をかける。

敷島大悟(21)

絵東、冬部の朝食の準備をし、「おはようございます」「お友達の方はまだお部屋ですか?」と声をかける。

斧田に刺さっていた桜の枝から鍵の紐を外せないところを見て「枝ごと貸してください」といって、そのまま鍵を部屋のドアの鍵穴に刺し、間違いなく斧田の部屋の鍵であることを確認する。

「これはひょっとして密室殺人?」という佐木に対し「そうとも限らない、例えば自殺とか」「ひょっとしたら人には言えない何かを抱え込んでいたのかも」という。

絵東ちなつ(30)

敷島の「お友達はまだお部屋ですか?」に「二日酔いでまだ寝てるんじゃない?」とこたえる。

「ギリギリまで放っておけばいいじゃん」と言いながらも、冬部とともに斧田を起こしに行く。

斧田の部屋に鍵がかかっていたことで、食堂へ戻り、そのことを藍染オーナーに伝える。

血まみれの斧田を発見し、冬部に「脈を診てくれ!お前医者だろ!」と言われ、渋々従う。

金田一と冬部が窓を調べている間に、斧田の心臓に突き刺さっている桜の枝に、複雑に紐が絡まっている部屋の鍵を発見し「紐が枝に絡みついていてこのままじゃなかなかとれそうもない」という。

冬部に「弁護士なんだから・・・」といい、桜の枝を確認のために取るが、まだ指一本触れていないという証人になるよう言う。

斧田に刺さっている枝を抜き、鍵の紐を外そうとするが、こんがらがって外せない。

「例えば自殺とか」という敷島に対し、「あいつが自殺はありえない、斧田みたいな男が」というが、「ひょっとしたら人には言えない何かを抱え込んで」という発言に対しては、冬部と目を合わせて黙り込んでしまう。

冬部蒼介(30)

斧田が起きてこないことに対し、「だらしねー起こしに行こうぜ」と絵東に提案。

ギリギリまで放っておけばいいという絵東とともに、斧田を起こしにいく。

斧田の部屋に鍵がかかっていたため、食堂へ戻り、藍染オーナーに「マスターキーを貸してくれ」と頼む。

ドアに鍵がかかっていることから「二つある窓のどちらかから逃げたんだろう」と言って、金田一に手分けして窓を調べるよう指示する。

自分も一つの窓を調べ、鍵がかかっていたことを確認する。

敷島が「自殺とか」「ひょっとしたら人には言えない何かを」と言った後、絵東と目を合わせて沈黙。

藍染吉野(72)

「昨日の夜遅くに庭の桜を見上げてましたよね?」という問いかけに「考え事がありまして」「昔のことを思い出していた」「今年の桜は『あの春』を思い出す鮮やかな色合いだこと」と言って窓の外を見る。

斧田を起こしに行って戻ってきた冬部に「マスターキーを貸してくれ」と頼まれ、それを了承。
北屋敷に金庫の鍵を持ってくるように頼む。

北屋敷が鍵を取りに行っている間に、はじめが「ずいぶん厳重なんですね」と聞くと、「冬場、お客さんがいないときは空っぽになることもあるから・・・」「それに北屋敷は・・・」といいかけたところで、北屋敷が戻ってきてそれ以上言うのをやめる。

金庫の鍵を受け取り、棚の中にある金庫の暗証番号を入力し、鍵を回して金庫の扉を開ける。

すぐに金庫の扉を閉めてマスターキーを見せる。

斧田の心臓に突き刺さっている桜の枝に、紐が絡まっている鍵をみて「その組みひもの色は確かに斧田さんの部屋の・・・」という。

金田一に「マスターキーはそれだけですか?」と聞かれ「ええ、外国製で複製はまず不可能」とこたえる。

北屋敷剛三(48)

藍染オーナーに「マスターキーを使うから金庫の鍵をお願い」と言われて鍵を持ってきて、オーナーへ渡す。

マスターキーを出してもらった後、斧田の部屋のドアをノックし、返事がないためにマスターキーで鍵を開けてドアを開ける。

藍染オーナーが金田一に「マスターキーは複製不可能」と言った後、「古いドイツ製で ピッキングも不可能」と付け加える。

過去に鍵が開けられなくなり扉を壊したことがあると話す。

三夜沢渉子(34)

部屋の鍵の検証が終わった後、騒ぎを聞き付けて現れ、「鬼方桜柳、伝説の殺人鬼が戻ってきた!」「紅く咲き誇る血吸い桜に誘われて」という。

虎元勝男(76)

三夜沢と一緒に現れ、黙ったまま現場の状況を見つめる。

密室トリック

2つの鍵

殺害された斧田の部屋の鍵は2つ。

ひとつは斧田自身がチェックインした時に渡された複製不可能な部屋のオリジナルキー。

もうひとつは厳重に保管され、複製不可能で1つしかないマスターキー。

部屋のオリジナルキー

夜桜亭にチェックインした時に部屋の客人に渡すことになっていて、紐がついている。
その鍵は入口ドア、窓、全ての鍵が内側からかかっていた斧田の部屋の中、斧田の心臓に刺さったちすい桜の枝に紐が複雑にからまった状態で発見された。

オーナーが「その組紐の色は」と言っていることから、部屋ごとに紐の色が分けられていると思われる。
特殊で精巧な技術で作られていて、製造元も今はないため、一個人での複製はまず不可能。
そのことは剣持が専門家に依頼し調査済み。

マスターキー金庫

マスターキー

金庫の中にしまってあり、金庫の鍵は北屋敷、金庫を解錠する暗証番号は藍染オーナーがそれぞれ管理していて、その両方がないと金庫が開けられず、取り出せないようになっている。


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剣持警部の検証

部屋の鍵の紐が桜の枝に複雑に絡み付いていたことから、ドアの隙間から糸などを使ったトリックなどは不可能。

部屋の鍵は一個人では複製不可能だということを専門家に確認済み。

感想

なかなか難しそうなトリックがきましたね!
そしてやはり、閉鎖された状況ではないので剣持警部も登場!

となると、次もやはり密室トリックになるのかな?

今回の話で、斧田殺害トリックが披露されましたが、何やらややこしい話です。

とにかく今回言いたかったのは
「部屋の鍵は、鍵が掛けられた部屋の中にあり、複製不可能」
「マスターキーは藍染と北屋敷の両者がいないと持ち出せない」
というこの2つですね。

とにかく鍵がないわけです。

これは、自殺と見せかけるというよりは、北屋敷と藍染に罪をなすりつけるつもりか?
それとも普通に二人が犯人?

登場人物それぞれに役割が与えられていて、怪しくもあり、しかし、決定的なものはないという感じにうまいことしてある人物が数人いるようになっています。

また後から推理記事のほうにガッツリ書こうかなと思うのですが、今の段階で犯人候補は絞られてきてるように感じます。
思ったより早い展開になりそうで、今回の作品は短いのかな?

今の時点での「もしかしたら?」が当たってしまうかも。

あとはミッシングリンクと動機ですね。
これだけはどうしても解決寸前まではわからないものなので今は全て憶測の域となります。

また近いうちに推理記事を更新しますのでそちらのほうもよろしくお願いします。


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