金田一少年の事件簿Rリターンズ「蟻地獄壕殺人事件」第6話【ネタバレ・感想・予想・推理・考察】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る


 

前回までのあらすじ
金田一少年の事件簿「蟻地獄豪殺人事件」第5話
ライターのいつきに頼まれ、心理実験モニターのバイトをすることになった金田一と美雪。
大戦中の収容施設を改造した、通称「蟻地獄壕」と呼ばれる砂漠の中の実験棟にやってきた。
ところがその晩、被験者でベージュの衣装を着けた彩世泉が殺され、さらに深夜、今度は黄色の衣装の華形拓人が殺される。
流砂に閉じ込められたこの「壕」の中で、二人を殺害したのは一体誰なのか・・・。

wpid-screenshot_2015-02-11-01-59-00_1.jpg


 

※以下の内容はネタバレを含みます


スポンサーリンク


内容・ネタバレ

「この事件の謎を必ず解いてみせる」と意気込む金田一を見て、いつきも協力するという。
さっそく金田一は、いつきに全員の性格や人間関係についての情報収集を頼む。

 

美雪
「でも、それってやっぱり・・・」

「ここに集まったメンバーの中に犯人がいるってこと?」

 

最初に受けさせられた心理テストから仕組まれたものだと思うと言う金田一。
そしてそれを用意した馬江田教授は何かを隠しているように感じるという。
馬江田が二人を殺したかどうかはわからないが、他のメンバーからも話を聞いて、この事件の動機に繋がる何かがないか確かめたいといつきに伝える。
そして金田一は、二つの事件をもう一度洗ってみることにする。
第一の殺人で、西側の扉に内側から鍵がかけられていたことが気になる。

 

美雪
「でもあの密室は外側から作れるって証明して見せたのははじめちゃんでしょ?」

 

だが、そのことさえも何か巧妙な心理トリックなのではないのか!?
二つの事件をバラバラに見ると奇妙な事件だ。
犯行可能な人数はごく少数に絞られるように見える。

 

金田一
「でももし俺の考えが正しければ」

wpid-screenshot_2015-02-11-02-00-05_1.jpg

「事件は全く別の姿を見せてくるかもしれないぜ」

 

西棟へ向かい、事件の状況を思い出していく金田一と美雪

第一の殺人が起きたのは彩世泉のバイタルが停止した時間から、22:30と見ていい。
馬江田教授から金田一にコールがあったのはそれから15分後。
そのちょっと前の22:40頃に美雪の部屋のドアをノックした。
それからしばらくして金田一が呼び出された。
その時馬江田教授は他のメンバーにも連絡していた。
広間にいる美雪と馬江田先生のもとに、金田一が合流し、西エリアに入る扉に、向こう側から鍵がかかっていることを知る。
その直後、鍵のかかった扉を開けて、西エリアから青い顔をしていつきが現れる。
そして彩世の死体を発見する。
彩世泉の死体に彼女の部屋から持ってきた毛布をかけて、西4ホールを立ち去った。
その後、色々懸賞が行われ、最終的に全員が広間を立ち去ったのは約一時間後で12時近くだった。
そしてそれからい1時間ほど経った深夜1時すぎ。
今度は華形拓人のバイタルサインが停止したという知らせが馬江田から金田一へ、インターホンで連絡された。
この時、馬江田教授は華形の隣の部屋のいつきに連絡したが、いつきは西4ホール内側からかけられた鍵のため出られず。
同様に馬江田教授が東4のホール内側から鍵がかけられていて、でられないため、金田一に鍵を開けてくれと頼む。
ところが東4についた金田一が広間に通じる扉を確認したところ、そこも向こうから鍵がかけられていた。
さらに参月と美雪を呼んでここを開けてもらうこととなった。
そして広間を通過し、西4の手前まで来ると、今度は西4入口の鍵が内側からかけられていた。
しかもこの鍵は俺が広間の扉で試したような糸のトリックは不可能ながっしりした造りの掛け金だった。

 

美雪
「ということは・・・」

「やっぱり犯人は第一の殺人の現場になった西4のホールの先にいた、蜂倉さんと祝木さんの二人のどちらかってことになるわよね?」

「いつきさんも西4の内側からかかっていた掛けがねのせいで部屋からでられなかったわけだし・・・」

 

しかし、違う見方をすると、色んな疑問が湧いてくる。
第一の殺人の時は西のエリアから広間に通じる入口に鍵がかかっていた。
それは東エリアの人を近づけさせないため?
じゃあ第二の殺人で、この第一の殺人が起きた西4の入口に鍵がかかっていたのはどうしてだろう?
それは蜂倉と祝木のどちらかが犯人と見せるため?
もしそうだとしたら、やけにまわりくどいやりかただと言う金田一。
もし犯人が蜂倉か祝木のどちらかに見せかけたいのなら、第一の殺人の時からそう見せればいい。
では何のために犯人はあちこちの鍵をかけたりしたのか?
それは恐らくトリックのためだと言う金田一。
事件の度にあちこち閉ざされる扉の鍵は犯人の殺人計画ではなくてはならない重要な手順。

 

金田一
「巧妙な心理トリックのための殺人プロトコルなんだ!」

 

外部の人間の犯行だったらこんな手順は必要ない。
犯人は間違いなく建物内部の人間。
そして事件はまだ終わっていない。

何としても阻止する。
これ以上の犯行は許すわけにはいかない。
と拳を握る金田一。

そしていつきが情報収集から戻ってくる。
まずは、馬江田教授にツッコミを入れ、いつきの説得に応じ、隠していたことを話す馬江田教授。

二流大学の教授で安月給なのに、些細なトラブルで抱えた借金が500万円近くあった。
その金を出すから実験をしてくれとある匿名団体から依頼があった。
最初はイタズラだと思ったが、冗談半分で条件を出してくれと水を向けたら、いきなり郵便受けに現金100万円と手紙が入れられていた。

 

手紙の内容
「馬江田先生、この前金100万円は着手金です。受け取っていただいてありがとうございます。差出人:私設研究所・色彩心理ラボ」

 

怖くなり、送られてきた100万円を返すあてもなく、言うとおりにしないととんでもないことが起こりそうで従うことにした。

どこまでがその謎の差出人の指示だったのかを聞く金田一。
しかし、いつきの話では、そこの部分は曖昧だったらしく、実験のためのシナリオや人集めの方法、道具の準備などは全てお膳立てしてくれたとのこと。
さらに、いつきを巻き込んで人集めをすることも計画のうちだったらしい・・・。
人集めの条件のなかには、金田一や美雪と微妙にかぶる人物が指定されていた。
ハナからいつきを使って金田一と美雪をここに呼び寄せることも織り込み済だった可能性が高い。

この月丘砂丘実験棟、通称「蟻地獄壕」はどこかの団体の持ち物で、一般に公開されていて、様々な企業や大学の合宿に使われている。
ところがこの団体が正体不明。
旧日本軍の作った施設を買い取った資産家が改造を施して、自分の資産運用団体に経営させているとこまでは、事前に調べていたが。
普段は放置されていて、見学料1000円を払えば誰でも内見が可能で、誰でもトリックを仕込むことは簡単にできることになる。

 

いつき
「この事件の裏で糸を引いているのはやっぱりアイツなのか?」

 

金田一
「ああ!犯行を行っている犯人の他にもう一人・・・」

「そいつに悪魔の知恵を授けてるやつがいる!」

「まるで劇場のセットのような犯行舞台をお膳立てし、マジックのような連続殺人を起こす」

 

 

「『地獄の傀儡師』高遠遙一」

wpid-screenshot_2015-02-11-02-07-04_1.jpg

「アイツが裏でマリオネットの糸を操っているに違いない!」

 

 

 

「くっくっくっ・・・」

「さて金田一くんがそろそろ私の存在に気づいた頃かな」

 

「期待していますよ、私の芸術犯罪を盛り上げ」

wpid-screenshot_2015-02-11-02-07-37_1.jpg

「そして私の『捜し物』の手がかりを教えてくれる探偵役の活躍をね!」

 

事件の裏に嗤う悪魔!!

 

次号につづく


スポンサーリンク


 

感想
予想が外れました・・・(^_^;)
「謎は全て解けた!」がでませんでしたね。
しかし、結局出てきましたね!
高遠遙一!
建物系=高遠なのか!?
今回は馬江田先生の隠し事が暴かれたことと、事件のおさらいのみで、特に進展はなしでしたが、大幅に犯人は絞られました!
馬江田先生の隠し事は、内容は少しズレてましたが、前回の推理記事での「馬江田は協力者」という予想は見事に的中しました!
前回の推理・予想記事はこちら
↓↓↓
金田一少年の事件簿「蟻地獄豪殺人事件」第5話トリックと犯人を解く!【

金田一のおさらい場面は、ただ思い返しながら確認しているようにも見えますが、金田一の考えを読者に伝えるための重要な話になるので、推理の方向性を絞りやすくなります。
この再検証する場面は、他の話でもよくありますが、美雪が一般的な疑問、つまり読者の感じる疑問を金田一に投げかけ、金田一は「もっとこう考えてみたら・・・」といった感じで、読者の迷いを軌道修正し、導いてくれるような感じなので、推理していきたい読者にとっては非常に重要な話になってきます。
あとは犯人をどう追い詰めるのか?
所々見えてきたような来ていないような・・・。
また推理記事のほうで整理していってみたいと思います。


スポンサーリンク


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*