金田一少年の事件簿Rリターンズ「蟻地獄壕殺人事件」第8話【ネタバレ・内容・感想】

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前回のあらすじ
金田一少年の事件簿Rリターンズ「蟻地獄壕殺人事件」第7話

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※以下からの内容はネタバレを含みます


 

金田一はついに蟻地獄を引きずり出した!
祝木を殺害しようとしたところで金田一に阻止され、対峙する二人。
元々蜂倉がいた部屋に閉じ込められていたはずの金田一が現場にに現れたことに驚いている犯人。
用心深いであろう犯人は、西4の広間側、いつき側の扉の鍵も閉まっていたことも確認していたはず。
「もういいぜ、みんな」
そう言って金田一が合図する。
犯人が祝木の部屋の前で犯行のチャンスをうかがっている隙に、金田一が全ての扉の鍵を開けて、全員をその場に集合させておいた。
これで犯人はもう言い逃れができない。
どうしてこの人が犯人なのか・・・。
それは生き残った最後のターゲット「祝木」に話してもらうのが手っ取り早い。
しかし馬江田は、招待不明の団体から実験の依頼を受けたこと、協力者として推薦されたいつきを除いては、直接指名された者はいなかった、団体から渡された心理テストの結果で絞り込まれたメンバーであるはずなのに、どうしてこんなことが起きたのかを疑問に思う。
心理テストの結果判定は、馬江田教授が行わず、団体にメールで送っただけであることから、最終的にはメンバーを選んだのはその団体であり、その心理テストからして、このメンバーを狙って集めるために仕組まれたものだという金田一。
金田一と美雪に関しては、いつきが声をかける可能性が高い。
いつきは高校生に声をかけてまわったが、片っ端からあの心理テストで落とされて、巳月、司、金田一、美雪の4人だけが残った。
この4人もある意図で集められているという。
他の5人は馬江田教授のゼミ生と講義を受けているものに募集をかけ、団体側ができるだけ多くの学生から選びたいとのことだったので、日給、単位を与えるといったオマケが先方の提案でつけられていた。
好条件の為、募集に学生が殺到し、その中でも心理テストをクリアして残ったのが今回のメンバーとなった。
そのような好条件ならよほどのことがない限り、断らないだろうし、事実、その全員が参加した。
犯人は心理テストで選ばれたことにして、狙い通りのターゲットをこの蟻地獄壕へ誘い込んだ。
ランダムに行われた応募と選考でメンバーを集めたように思わせたことがそもそも心理トリックだった。
それだけでなく、バラバラの色の服を着せられたことも、あちこちの部屋の出口に無意味に鍵がつけられているという建物の不思議な構造も、何もかもが犯行のための「手順」。
「殺人プロトコル」の構成要素だった。
あらかじめ受けさせた心理テストの結果を参考にして、ひとりひとりの性格や立場、トラウマを全て利用し、各字の行動を巧妙にコントロールしながら犯人自身は絶対的アリバイを手に入れるための手順。
全員がバラバラの色の服を着せられていたのも、仲間意識を持ちにくくするための仕込み。
それぞれが固まらず、バラバラに行動するように仕向けた。
心理学で言うユニフォーム効果を逆手にったのだ。
人間には自分と見た目が大きく異なる者とは距離を置きたくなる心理が無意識にはたらくという。
犯人にとって一番困ることは、ターゲットが他の人間と行動を共にすること。
心理学の実験という形を使って最初はそれぞれが孤立させられたが、一度事件が起きればそんな名目だけでは行動を絞れなくなる。
だから自発的に一人きりになるための工夫が随所にちりばめられていた。
参加者の一部の人間にトラウマを刺激するような色の服を着せたのも、ひきこもりがちの司を選んだこともその工夫の一つ。
犯人を追い詰める金田一。


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金田一
「これで役者と舞台は揃った」
「あとは犯行を実行に移すだけだ」
「そうだろ?」
「舞谷さん!!」

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「舞谷かえで」

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「あんたこそが恐るべき連続殺人犯」
「『蟻地獄』だ!!」

 

そこまで言われても言い逃れをする舞谷。
持っている凶器は何なのか?と問い詰めるが、護身用だと言ってごまかそうとする。
祝木に聞きたいことがあってここにきただけだと言う。

 

金田一
「へえー・・・」
「じゃあどうやってここに来たの?舞谷さん」

 

西4の広間側は祝木が内側から鍵を閉めていた。
この行動は実は金田一の指示で、わざと大声を出しながら鍵を閉めて回ったことを話す。
しかし、舞谷は、「鍵は閉まっていなかった」「うまく閉まっていなかったんじゃないですか?」と言い切る。

 

舞谷
「でも華形くんが殺されたときは違ったわよ?」
「ちゃんと鍵が閉まっていたんでしょ?西4の内側から」
「でもあたしの部屋からじゃ西4に入れなければ西6には行けない」
「あたしが西6で華形くんを殺すなんて絶対にできないわ!」

 

と、自分は犯人ではないとさらに主張する。

 

 

金田一
「ところができるんだな、これが!!」

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その謎を解くにはまず第一の殺人、西4の部屋で死体が発見された彩世泉殺し。
このときに起きた様々な不可解な出来事について説明しなくてはならない。

最初の殺人を知らせるコールが金田一のところに届いたのは22:45頃。
その15分前22:30には彩世泉のバイタルサインが停止している。
バイタル停止を確認した馬江田教授が彩世の部屋に駆け付けるともぬけのからだった。
次に馬江田教授が広間を通過して西側に彩世を探しに行こうとすると、広間から西側に通じる扉に鍵がかかっていた。
そのあと馬江田教授は金田一と美雪を呼んで再び広間に戻りいつきに鍵のかかった扉を開けてもらうよう頼んだところ・・。
途中で死体を発見したいつきが青い顔で扉の向こうからから現れた。
この時、金田一が糸を使って扉の外から鍵をかけることができることを証明し、密室ではなかったことになったが、それも心理トリックのひとつ。
あの扉に鍵がかかっていたことで、まず犯人は西棟の人間ではないかと思う。
しかし、そのあとに金田一が密室のトリックを明かしたことで、全員に犯人の可能性があることになった。
だが本当はどうだろうか?
自分が犯人ではないように見せかけるためにドアに鍵をかけたとしたら、メリットがあるのは東棟の誰かなのではないかと誰もが思う。
そして東棟にいるメンバーは、馬江田教授を除いては、大学とは無関係の者ばかり。
そおうおもわせることこそが犯人の狙いだった。
この後の華形殺害をうまくこなすためには、この連続殺人の本当の動機を悟られないようにする必要があった。
さらに次の殺人が自分が出入りできない場所で起こることで、心理的にも物理的にも容疑者から外れることができる。
つまり、金田一がここに招かれたのは第一の殺人のチャチなダミートリックを解決させるためでもあったのだ。

 

どこにいる?高遠

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高遠遙一!!

 

とにかくどうやっても西6には行けなかったから華形を殺すことは無理だと主張し続ける舞谷。
だが金田一はそもそも華形は西6で殺されてはいないことを指摘する。
最初の彩世も同じ、二人とも自分の部屋にいる時に殺されてわざわざ西4、西6に運ばれたのだという。
なんでそんなめんどくさいことをしたのか?
特にに彩世は東棟の部屋だから運んだとなると距離もあるし大変な手間のはず。
しかし、その何故を突き詰めていくうちに金田一はこの事件の真相に気づくことができたと言う。

 

金田一
「今から俺がその『何故』の答えを暴いてやるぜ」
「この蟻の巣のような迷宮を舞台に二人の人間を殺害した真犯人」

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「『蟻地獄』が仕組んだ巧妙な『殺人プロトコル』の種明かしだ!!」

 

砂の檻に仕掛けられた殺意の全貌が明らかに!?

 


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感想
犯人はばっちり当たってましたね!
ただところどころやっぱり完全正解とはいかない部分はありますが、全部は分かりえないので、とりあえずは犯人正解だけを純粋に喜びましょう!!
最初の無意味な鍵を閉めた理由はちょっと惜しかったのですがあと一歩踏み込んで考えたほうがよかったのかな?
そして今回はなかなか珍しいコマがありましたね。
金田一が高遠を意識する場面。
それはいくらかんがえたところでわからないし絶対に姿を現しませんよ奴は!
出てくるのは全てが終わってから、自分が逃げ切れるタイミングになってからでしょうね。
しかし犯人の舞谷さん、しぶとく言い訳してますねww
華形を殺せない!ばかりを主張していますが、それよりも問題はそこではなくて、あんたついさっき眠っている祝木を刺そうとしてたじゃないかww
そっちの言い訳をもっとしっかりしたほうがいいんじゃないのかな?
まあそれは金田一がトリックを説明するためのストーリーの構成でしょうから仕方がないですが。
そして次回!いよいよ一番重要な、華形殺害死体発見時の犯人の隠れていた場所が暴かれそうですね!
やはり彩世の死体の毛布の中なのか?
それともまさに奇想天外なトリックがあるのか?
そして自分が一番気になるのは、金田一も死体と添い寝をしたのかww
次号が楽しみですね!
ではまた一週間、あれやこれやと考えながら楽しみましょう!


 

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