金田一少年の事件簿「オペラ座館殺人事件」⑤解決編【ネタバレ・内容・推理】

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前回までのあらすじ

犯人はこの中にいる!
そして奴は自ら名乗り出ることになる!!

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金田一少年の事件簿「オペラ座館殺人事件」④解決編

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※以下からの内容は解決編のネタバレを含みます

内容


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第四の殺人

真犯人は自ら「歌月」の死を演出し、最後の殺人を完成させるために巧妙なトリックを使った。
そして真犯人の描いたシナリオにより、死んだ「歌月」の仕掛けた罠によってここで第四の殺人が起こる予定になっている。
緊迫するメンバー・・・。

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立ち上がったのはあいつ!!

 

 

 

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なくなったのは時計とボーガン。
小道具を作るのが得意だった有森には、時計とボーガンを組み合わせて、時間が来ると発射される装置を作ることは可能。
朝食の時間も、一人一人の席も決められているため、時限装置を使って早乙女を殺害する予定だった。
しかし、それを予想していた金田一は、早めに他のメンバーを集め、早乙女の席に有森を座らせていたのだ。
金田一が有森を予備に行ってわざとぶつかった際に、有森の腕時計を10分進めていた。
そのため、時限装置は発動しない10分前に有森は動いてしまった。

桐生殺害のトリック

桐生の殺害現場には、桐生本人の足跡しか残っていなかった。
しかし、それもトリックによるもの。
内側から見えないように桐生の部屋の窓枠に輪にしたワイヤーを張っておく。

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ワイヤーの端は上の階の日高の部屋に引き込んでおく。
有森は、日高の部屋から桐生に電話をかけ、窓の外を見るように仕向ける。
そして彼女が顔を出すのを見計らってワイヤーを引っ張った。
すると、窓枠にめぐらされたワイヤーで桐生の首を締めて殺害した。
その証拠に、上の階の日高の部屋の窓の手すりにはその時のワイヤーの跡が残っていた。
あとはそのワイヤーをつたって下の部屋へ下り、死体を担いで、彼女の靴を履いて、気の下まで行き、死体を吊るした。
その後、靴を桐生にはかせ、芝の上を通って戻り、二階の日高の部屋の後始末をした。

「歌月」の演出

「オペラ座の怪人」になぞらえた殺人を暗示するため、盗んだ怪人ファントムの仮面をつけて美雪の部屋を覗き込んだ。

消えたファントムのトリック

犯人は海に落ちて死亡したと思われていたが、それもトリック。
用済みの「歌月」に全ての罪を着せて消した。
そして、皮肉なことに、そのトリックこそが、有森が犯人であるということを証明することになる。

あの時、逃げる犯人を追い詰めたかのように思えた。
コの字形の廊下の向こう側からも人が来ていたため、犯人ははさみうちの状態だった。

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ところが、角を曲がった瞬間、向こう側から来た有森とぶつかった。
犯人の足跡はそのまま崖に面した窓に続いていて、崖の下の海には、犯人のつけていた仮面が浮かんでいた。
廊下の向こう側から来ていたメンバーは誰も犯人を見ていなかった。
だからこそ、全員が犯人はてっきり海に落ちたものと思い込んでいた。
だが、犯人じゃ重大なミスを犯していた。
それは・・・。

「窓の手すりだよ!!」

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廊下に残された足跡はあんなに泥だらけだったのに、犯人が落ちたはずの手すりには泥が少しもついていなかったのだ。
あの窓の高さからして手すりに脚をかけずに外に出るのは難しい。
つまり、犯人は窓から出たのではなく・・・。

 

 

「そのまま廊下に残っていたんだ!!」

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あの時、追われて廊下の角を曲がった犯人は、窓にかけよると、マントを脱ぎ、靴を履き替え、仮面と一緒に全てのものを窓から投げ捨て、角のところで金田一がくるのを見計らってあたかも逆方向からきたかのようにぶつかってきたのだ。
犯人が窓から出ていないとすれば、姿をくらます方法はこれ以外にない!
つまり犯人は廊下の角を曲がって最初に出会った人物、有森だということになる。


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有森の語る過去

金田一に全てを見破られ、開き直った有森は、テーブルのナイフをとり、早乙女を人質にとる。

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そして、死んだ月島冬子との過去を語る。

有森と月島は愛し合っていた。
冬子が理科準備室で硫酸をかぶってしまったあの日、三人に呼び出されたことは有森は知っていた。
しかし、冬子本人は三人のことを誰にも話さなかった。
彼女は全てを許そうとしていた。
しかし・・・。
少し外の風を浴びようと屋上に向かう有森と冬子。
そこで、日高、桐生、早乙女の三人が、冬子は呼び出されたことを誰にも喋っていない、だがそれはいい子ぶってるだけ、と話しているのを耳にしてしまう。
三人の元へ出ようとする有森だったが、冬子に止められた。
そして翌日の夜・・・。
月島冬子は自殺した。
硫酸で焼けただれた素顔をさらけ出して死んでいった冬子の死に際の言葉を聞いて、有森は「復讐」しかない!!と誓った。

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その手で三人を葬ってやろうと決めたのだった。

冬子の本当の思い

月島冬子は復讐など望んではいなかった。
彼女が死に際に言った「オペラ座の怪人」のセリフ。

「地獄の業火に焼かれながら・・・」

 

 

「それでも天国に憧れる」

彼女は自分を陥れた三人を呪いながら死んでいったのではなく、許せるうちに死のうと思ったのではないか?
醜い憎しみの炎に心を焼き尽くされる前に、天使のような心のまま、天国に行きたかったのではないだろうか?

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有森の決断

「時間だ・・・」

時計を見て時間を確認した有森は、とらえていた早乙女を開放し椅子に座り・・・

 

 

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「有森ーーーー!?」


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