高遠も仰天!!「地獄の傀儡師」顔負けのトリックとは!?

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怪人ファントムが逮捕できない!

早乙女が美雪の部屋で慰められている場面。
窓からガラスを割って部屋に侵入する怪人ファントム。
刃物を取り出し、美雪と早乙女にゆっくりと近づく。
そこへ、物音に気づいた金田一と剣持が駆けつける。
「出たな『歌月』!!」
「殺人容疑、および殺人未遂で現行犯逮捕する!!」
といきまく剣持・・・。

 

しかし・・・。

 

 

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ドン

ま・・まて!!

って・・・ねえ・・・(^_^;)


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めっちゃ取り逃がしてるじゃないですか。
「ドン」という効果音があることから、肘で押しのけられたと思われますが、駆けつける場面と、このコマの立ち位置的に金田一の後ろに剣持がいるのでしょうが、こればかりは金田一が出しゃばって前に出てしまったことがアダとなって完全に邪魔しちゃった感じですね。
それでもまあ、剣持が警視庁警部として、体を張って止めようと思えば止められたと思うのですが・・・。

それはどうなってるの?

そのまま部屋から出た怪人ファントム。

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追われることを予想したファントムは、廊下の床にガソリンをまく。
そして、ライターを投げて火をつけて足止めする。

wpid-imag2890_1.jpg
ってここちょっと注目。
細かいようですが、これ、普通の百円ライターに見えるのですが、これはどうやって火をつけたまま投げているんでしょうかね?(^_^;)

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ここは、ジッポかマッチが最適だったかなと思いますね。
走りながらガソリン瓶を投げてそこに向かって火のついたライターを投げる技術もなかなかですね。

失敗してたらどうしたのでしょうかね?


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金田一のありえない行動

先ほどの場面をもう一度。

wpid-imag2890_1.jpg
発火の速さから、ガソリンの可能性が高いと思われますが・・・。
「ガソリンか!!」
の後に

wpid-imag2893_1.jpg

 

ちょっと待ってお兄さん!
ってそれってどうなの?(^_^;)
ガソリンの消化方法として、水の勢いで火炎を消すことは可能なようですが、基本的にガソリンの火炎に水をかける行為はかえって火炎を広げる可能性があるので危険な行為。

しかし・・・ジュワって一瞬で消えてるということは、ガソリンではなかったのか?
にしても、「ガソリンか!!」と言った直後に花瓶の水をかける金田一の行動は天然。
IQ180でも勉強していなければわからないこともあるんですね。

怪人ファントムは何がしたかった?

一連の逃亡劇を見せた怪人ファントム、有森は何が目的だったのか?
美雪を襲う動機はなく、早乙女は翌朝時計とボーガンの細工で殺す予定だったことから、部屋に侵入した理由は、金田一を含めたメンバーが騒ぎ立てることを前提に、逃亡劇を演じて、怪人が死んだと見せかけるとが目的だったと考えられる。

「地獄の傀儡師」顔負けのトリック

火炎による足止めをした後に、角を曲がって逃亡したファントム。
それを追う金田一と剣持。
そして角を曲がったところで有森とぶつかり、その後ろから仙道と神矢がすぐに現れる。
金田一の後ろには剣持、その後ろには美雪と早乙女がいた。

wpid-imag2763_1.jpg
これは、ファントムに化けていた有森が、角を曲がったところで、靴を履き替え、靴、ナイフ、仮面、マントを海に捨てる。
そして忘れちゃいけないアイテムがまだある。
コレ

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そう!
メガネ!
怪人有森くんやることいっぱいで大変ですねww
そして、金田一たちがくるのを見計らって、あたかも反対から来たかのように見せかけて金田一にぶつかる。

wpid-imag2895_1.jpg
という怪人消失トリックを使用した。
しかし・・・。
「有森は、角のところで待ち伏せていた」となっていますが、後ろは気にしなくてもよかったのでしょうか?
角でこっそり待ち伏せしているところを後ろから来た二人に見られてしまうと

「有森、何してんの?」

となります。
ただ、後ろから二人が来なければ、有森が怪人であることが超濃厚になってしまいます。
反対から来たと思わせなければいけないのでやはり後ろからは必ず誰かが来ていないと成立しない。
ただ、そのタイミングが重要なので、後ろから来る仙道と神矢の位置も確認しなければならない。
しかし、そちらの様子をうかがっている間に金田一たちが来てしまうと

「有森・・・お前・・・」

てなります。
どちらにしろこのトリック自体が有森を怪人だと確定してしまうトリックなのですが、重要なのはタイミング。
金田一の推理では、「有森は、金田一が来るタイミングを見計らって・・・」と言っていますが、重要なのはそのタイミングではなく

金田一、剣持と仙道、神矢が来るタイミング。
確実に成功させるには、角を曲がるのが金田一が先で、その後に仙道、神矢が来なければこのトリックは失敗に終わる。
もっと言えば、美雪の部屋に侵入したまま、金田一を突き飛ばし、外へ出ることができなければ、そこで終了ww
逃亡劇を見せることなく終わっていたため、かなりリスキーな賭けだと思える。
窓を割ってから部屋を出るタイミング、足止めする時間、反対側の二人が来るであろうタイミング。
その全てが噛み合ってこそ可能なこのトリックを成功させたのはまさに神業。
偶然ならまだしも、有森はこのトリックを使って怪人ファントムを葬ることによって、全ての罪を「歌月」になすりつけて終えようとしたことから、偶然起きてとっさに思いついたものではないことは間違いない。
その絶妙なタイミングでしか成立しないはずのトリックを成功させた有森は、地獄の傀儡師」高遠をも凌ぐからくりの天才なのではないでしょうか。

 


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