金田一はフェアじゃない!?IQ180の心理誘導!!

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写真を公開!?

時田若葉の退学を阻止しようと、校長とPTA会長がホテルから出てくるところをポラロイドカメラで激写する金田一。

それを脅しの材料にし、時田若葉の退学処分を撤回させる。

後に、金田一は、小田切と若葉、校長とPTA会長が写った写真それぞれ2枚ずつを見比べて、小田切を追い詰めるのだが。


金田一はなぜこの4枚の写真を持っているのだろうか?

小田切と若葉の写真は、学校であのような形で掲示されてしまった場合、普通は学校側が回収し保管するものだと思うのだが、なぜそれを金田一が持っているのか。

 

この小田切と若葉の写真は、最後に全員の前で金田一が小田切を追い詰める場面で出てくるが、それまでは金田一が持っている場面はないので、恐らく、その少し前に、数ヶ月前に不動山市で発見された白骨死体の情報とともに、剣持警部に依頼し取り寄せたものだと思われる。

 

校長とPTA会長の写真の方は、金田一が部屋で事件について考えている時に、上着のポケットにたまたま入っているのに気が付くのだが。

この写真は、こっそり盗撮したというよりも、その場で、本人たちにばれるのを承知で撮影し、それを脅しの材料として、若葉の退学を解消させている。


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こういった場合、公開されたくないなら要望をのんでもらうという交換条件が普通で、動いてもらうために、それと引き換えに写真を渡すのが常識的。

どちらもその条件を守らないというのはフェアじゃなく、写真を渡していないのは意外な事実だ。

 

ただ、「要望をのまなければ公開する」というだけの条件であれば、写真を渡す必要はなく、いつでも公開できる状態にしておき、「絶対に約束を守ってもらう」という材料にできる。

ようは金田一が、要望を聞いてもらうためにどのような約束を交わしていたか?による。

 

つまり、金田一は、写真は常に自分の手中にある状態にしておき、相手が裏切らないように仕向けていたのではないだろうか。

芸能人のパパラッチされた写真なども、高額で買い取ってもらうようなことが頻繁におこなわれているようだが、昔で言えばネガ、現代で言えば元データにあたるものまで買い取る場合と、写真のみを買い取る場合とでは値段が違ったりするのかなとか想像してます。

 

まあそういった感じで、こういった材料は、相手がキッチリ要望を果たすかどうかが確認できるまでは簡単に渡すべきではないというのが、脅しの常套手段なのかもしれない。

しかし、いつまでもそのネタを持っているというのは、相手にとっては弱みをずっと握られている状態になり、精神的に追い詰めてしまう可能性があるので、約束を果たした時点ですぐに渡すのがモラルかなと思う。

しかも、事件解決の時には、金田一は4枚の写真を、事件関係者全員の前で堂々と公開しており、いくら事件解決のためとはいえ、もう少し配慮があってもよかったかなと感じる。


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村の秘密

六人の主が何を隠しているのかを知るため、病気で寝込んでいる時田十三のもとを訪れた金田一。

病気だからと止める医者と使用人を振り払いながら、無理矢理に迫る金田一。

 

なぜ大麻を栽培しているのか?あのミイラはなんなのか?と詰め寄る。

黙り込む時田に「みなさんの家に安置してあるミイラをすべて調べさせてもらいました」と若干脅しのような強い口調で言う。

 

そしてこのセリフ

 

「俺たちは警察じゃあない・・・あんたらの『過去』を暴こうなんて思っちゃいない!」

 

しかし、最後に全員の前で全ての謎を解き明かし、犯人である小田切を追い詰める際に、県警の人間が同席している前で、まず最初に六角村の忌まわしい過去の話から始めている。

 

 

 

って

いきなり自分からバラしてんじゃんっ!!

 

 

 

別に暴こうとしているわけではない、事件解決に必要だからと言っていたにも関わらずいきなり村の秘密から話し始めている金田一。

 

犯人確保とトリック解明だけなら、村の過去はその場では話す必要はなかったのではないだろうか。

しかも、それを時田に聞きに行ったことが原因で彼は発作を起こし命を落としているので、ちょっと心が痛い。

 

もちろん、犯人逮捕の後に、県警の事情聴取やら村の調査やらで真相はわかってしまうのだが、それはそれで殺人事件が発端で別件で挙げられたことになるだけ。

それをわざわざ金田一がバラす必要はなく、本当に犯人を捕まえたい、若葉の無念を晴らしたいというのなら、妙なお膳立てはせずにさっさと県警に確保してもらって、拘束してしまえばいいと思うのだが・・・。

 

だから、いつも人質に取られたり、自殺したり、被害者が増えたりするんですけどねえ・・・。

 

ただそこはまあ、犯人の悲しい人生や、被害者との関係、皮肉な運命だったりと、物語を面白くする要素が沢山詰まっているところでもあるので、あまり事務的に済まされても面白くはなくなるので、ツッコミ過ぎも良くはないですね(^_^;)

この最後の場面が金田一少年の事件簿の一番の見所ですからね!


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