血溜之間殺人事件 ① ネタバレ感想 金田一少年の事件簿

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金田一少年の事件簿
血溜之間殺人事件①

ネタバレ感想


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※この物語はフィクションであり、実在の人物、団体名等とは一切関係ありません。
※以下からの内容はネタバレを含みます。 推理が完了していない方はご注意下さい。
※読まれる方によっては、気分を害される内容が含まれている可能性もあるので閲覧にはご注意下さい。

囲碁の世界にある奇妙な言い伝え。

碁盤の4本の足はクチナシの実の形をしているが、これは観戦者が横やりを入れることを戒める意味で「口無し」にかけて作られたものだという。

碁盤を裏返すと真ん中にへこんだ「臍」という部分がある。
これを別名「血溜まり」と呼ぶ。

内容・あらすじ

書道三段の美雪は囲碁部の顧問に有段者と間違えられ、開桜学院との合宿対戦への参加することになる。
だが、囲碁のルールを全く知らない美雪ははじめを代理として立て、不動高校三年生、囲碁部部長・小角由香里と一年生の囲碁部・海峰学へ紹介する。

はじめは囲碁も五目並べだったら負けたことがない自慢する。

顧問の大塚は、二日酔いのために欠席し、代わりに来たのは学生の頃に同期だった仲だという剣持。

相手は勉強も囲碁も名門の開桜学院。
この合宿対戦で勝ち越すことができれば高校囲碁界で名があげれらると気合の入る小角。

マイクロバスで開桜学院と同乗して合宿へ向かう。
道中で相手部員の様子をうかがうと、みな個性的な者ばかりで異様な雰囲気だった。

そして、到着したのは、毎年合宿が行われている古い日本家屋「梔子壮」。

対戦が行われるのは「血溜之間」。
そこで初日の対戦が行われる。

開桜学院
先鋒
部長・三ツ石勲

不動高校
先鋒
仮部員・金田一一

対戦前から素人ぶりを発揮していたはじめだが、三ツ石に勝利する。

夕食時、はじめが勝ったことを喜びすぎて相手部員はみな暗い雰囲気になり、部屋を出て行った。

開桜学院・星とオセロをしはじめたはじめだが、星は終始暗い表情。

「俺はそもそもこんなところにいられない人間なんだ」
「開桜学院の生徒だなんてそんなこと・・・」

星はミーティングのために天元に呼ばれ、「続きはまた明日」と言って出ていった。

(俺は最低だ・・・)

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(殺されたって文句言えないよ・・・)

登場人物

不動高校

囲碁部・仮部員
2年生
金田一一

美雪の代わりに参戦。

囲碁部・仮マネージャー
2年生
七瀬美雪

マネージャーとして参加。

囲碁部・顧問
大塚

旧友の剣持と前日に飲みすぎたために二日酔いで欠席。

囲碁部・代理顧問
剣持勇

大塚の代理として部員を引率。

囲碁部・部長
3年生
小角由香里

廃部に追い込まれているため、勉強も囲碁も名門の開桜学院に勝って名を不動高校のあげたい。

親が外科医で医大を目指している。

囲碁部・部員
1年生
海峰学

たとえ代理が負けても自分と部長が勝って2勝すればいいと楽観的。

囲碁で食べているほどのことは考えておらず、音大進学を狙っている。

開桜学院

囲碁部・顧問
岡目秀策

囲碁部・部長
3年生
三ツ石勇

バスの中でルービックキューブを崩しては合わせてを延々と繰り返し行っている。

プロ棋士養成機関の院生になるための試験を、年齢制限ギリギリの13歳で受けたが、一つ下の天元に敗北してチャンスを逃した。

囲碁部・部員
2年生
天元花織

高校囲碁界、女流囲碁界で有名。
プロになる実力がありながらももアマチュアで通している。

バスの中で黙々と絵を描いている。

囲碁部・部員
1年生
星桂馬

他人と目を合わせずにひたすらずっとDSでオセロをしている。
小学校時代にイギリスに在住し、オセロでジュニアチャンピオンだった。

盤と石

碁盤は梔子荘の名物。
江戸中期に名工・天海が作った作品。

碁石の黒石は三重県熊野市の那智黒石。
白石は宮崎産の最高級ハマグリに天海の天の文字が刻まれた一点物。

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感想

血溜まりとはこれまた不気味なタイトルです。
おまけに梔子壮とまできて、まさに囲碁のための舞台といったところ。

この話は短編ということもあり、ストーリーも登場人物もシンプルなうえに、剣持最初から同行させることで、途中の警察だのなんだのって話を省いてるんでしょうね。

にしても、はじめが囲碁が強いというのは意外な一面ではありますが、まあ推理力に長けているということは先を読む力と、相手の心理を考えるのは得意でしょうから強いのも当然っちゃあ当然かもしれないです。

剣持は将棋三段と言っていましたが、もしかしたらはじめのほうが強いんじゃないでしょうかね。

で、肝心の事件のほうですが、被害者はどうやら星くんのようです。

しかも彼の様子を見る限りでは、自分が殺されるのにも頷ける理由があるようです。

にしても、彼らはみな高校生なわけであって、人を殺したいと恨むほど人生をまだ長くは生きていないのですが・・・。
気になるのは動機ですね。

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